ホールドオーバーズTHE HOLDOVERS
ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ
冬に観るのがいちばんです。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- アレクサンダー・ペイン
- 脚本
- デヴィッド・ヘミングソン
- 出演
- ポール・ジアマッティ、ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ、ドミニク・セッサ
- 製作国
- アメリカ
- 上映時間
- 133分
- 公開
- 2024年6月(日本)
あらすじ(ネタバレなし)
1970年、ニューイングランドの寄宿学校。古代史を教えるポール・ハナムは、生徒にも同僚にも嫌われています。成績を容赦なくつけ、有力者の息子にも手加減しません。
クリスマス休暇。彼は、帰る家のない生徒たちの監督役を押し付けられます。最終的に残ったのは、素行の悪い一人の生徒アンガスだけでした。
そこに、ベトナム戦争で息子を亡くした料理長メアリーが加わります。三人だけの二週間が始まります。
ここが見どころ
1970年代の質感
粒子、色調、ロゴ、フォント。当時作られた映画に見えるよう、細部まで作り込まれています。
ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ
息子を戦争で失った母。この役でアカデミー助演女優賞を受賞しました。
最後の決断
終盤、教師が下す判断。それまで嫌な人物として描かれてきたことが、ここで全部効いてきます。
この映画について:1970年の冬休み。誰にも帰る場所がない三人が、寄宿学校に残される。
『サイドウェイ』の監督とポール・ジアマッティの再会作です。負け続けている人物を書かせたら、この監督は本当にうまい。
1970年代の映画を模す試みは、単なる懐古ではありません。当時の映画が持っていた「人物を美化しない」姿勢そのものを再現しています。
難点は133分がやや長いことと、展開が予想の範囲であることです。
この作品の良さ
- 1970年代の質感の再現
- 三人の関係の変化
- 最後の決断
当サイトの評価
4.3/5.0
1970年の冬休み。誰にも帰る場所がない三人が、寄宿学校に残される。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.5 |
| 映像美 | 4.2 |
| 音楽 | 4.3 |
| 演技 | 4.8 |
| 余韻 | 4.6 |
世間ではどう評価されているか
- アカデミー賞
- 助演女優賞 ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ
- IMDb
- 7.9 /10
- 設定
- 1970年 当時の映画を模した作り
第96回アカデミー賞で助演女優賞を受賞し、作品賞を含む5部門にノミネートされました。
ドミニク・セッサは実際の高校生からのオーディションで選ばれ、本作が俳優デビュー作です。
こんな人におすすめ
- 冬に観る映画を探している人
- 苦い人間ドラマが好きな人
- 『サイドウェイ』が好きだった人
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