志乃ちゃんは
自分の名前が言えない
自分の名前が言えない
静かです。音の良い環境で観ることをお勧めします。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
北海道の山あいで育った外村は、高校で偶然、ピアノの調律を目にします。その音に惹かれ、卒業後は調律の専門学校へ進みます。
楽器店に就職した彼は、先輩たちの下で経験を積みます。しかし調律には正解がなく、彼は何度も迷います。
調律の作業と、その前後の音の差。この違いを聞かせることに全力が注がれています。
題名どおり、森の映像が繰り返し挿入されます。音と風景が重ねられます。
劇的な出来事は一切起きません。「技術を身につけるとはどういうことか」だけを、丁寧に追う作品です。
調律という仕事を扱った映画は稀です。それだけでも観る価値があります。
難点は、起伏がないことと、124分がやや長いことです。
ピアノの調律師になった青年の、静かな成長。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.0 |
| 映像美 | 4.3 |
| 音楽 | 4.6 |
| 演技 | 4.3 |
| 余韻 | 4.3 |
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
原作は2016年の本屋大賞を受賞した宮下奈都の小説です。
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