

僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト
本編が終盤に入っている時期の作品なので、全体のトーンが暗めです。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- 田中智也
- 原作
- 堀越耕平
- アニメーション制作
- ボンズ
- 製作国
- 日本
- 公開
- 2024年
- 興行収入
- 36.0億円
あらすじ(ネタバレなし)
ヴィランの大規模な蜂起により、社会は崩壊寸前でした。ヒーローの数は減り、避難所には人があふれています。
そこへ、オールマイトを名乗る男が現れます。かつての平和の象徴と同じ姿、同じ言葉。人々は彼にすがり始めました。
しかしその男の正体は別人でした。彼が率いる組織「ゴライアス」は、独自の秩序を築こうとしています。緑谷出久たちは、その虚像に立ち向かうことになります。
ここが見どころ
偽オールマイトという設定
希望の象徴が偽物として現れる。シリーズが扱ってきた「象徴の力」を裏返した設定で、着眼としては鋭い。
崩壊した社会の描写
原作終盤の空気を反映し、これまでの劇場版より明らかに暗い。避難所の描写などは生々しい。
ボンズのアクション作画
シリーズの安定した強みです。終盤の戦闘は劇場版らしい物量があります。
この映画について:偽物のオールマイトが現れる。
劇場版としては4作目で、本編が終盤に入った時期に公開されました。そのため世界の状況が既に悪く、明るい冒険譚にはなりません。
偽のオールマイトという設定は面白い。人々が象徴を求める心理そのものが敵になるという構図で、シリーズの主題と噛み合っています。
一方で、その掘り下げは十分ではありません。組織の思想も、指導者の内面も、説明が駆け足です。2時間の制約でしょう。
本編を追っていることが前提の作りです。世界の状況、人物の関係、いずれも説明は最小限です。
この作品の良さ
- 偽の象徴という設定の着眼
- 崩壊した社会の生々しい描写
- ボンズによるアクション作画
- シリーズの主題との噛み合い
当サイトの評価
偽物のオールマイトが現れる。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.3 |
| 映像美 | 4.0 |
| 音楽 | 3.8 |
| 演技 | 3.5 |
| 余韻 | 3.4 |
世間ではどう評価されているか
- 興行収入
- 36.0 億円
- 位置づけ
- 劇場版第4作
- 公開
- 2024 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
テレビアニメ『僕のヒーローアカデミア』の劇場版第4作です。興行収入36.0億円。
原作終盤の状況を反映した、シリーズの中では暗い作風になっています。
こんな人におすすめ
- テレビシリーズを追っている人
- シリアスな展開が好きな人
- アクション作画を観たい人
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