花束みたいな恋をしたI FELL IN LOVE LIKE
A FLOWER BOUQUET
邦画2021年恋愛2020年代坂元裕二

花束みたいな恋をした

同世代ほど刺さる作りになっています。刺さりすぎるという声も含めて、公開時に話題になりました。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
土井裕泰
脚本
坂元裕二
出演
菅田将暉、有村架純
上映時間
124分
公開
2021年1月

あらすじ(ネタバレなし)

2015年、終電を逃した麦と絹は、居合わせたファミレスで意気投合します。好きな小説も、映画も、音楽も、驚くほど同じでした。

同棲を始め、フリーターとして好きなものに囲まれて暮らす日々。しかし就職を機に、麦は仕事に飲み込まれ、本を読む時間も気力も失っていきます。5年間が、少しずつずれていきます。

ここが見どころ

固有名詞の量

実在の作家、バンド、ゲーム、店の名前が大量に出てきます。それが時代の記録であると同時に、二人の距離を測る道具になっています。

同じ場所での対比

同じファミレス、同じ道、同じ言葉。始まりと終わりに同じものを置くことで、変化がはっきり見えます。

この映画について:好きなものが同じ、で始まった関係の5年間。

恋愛映画として真新しいことはしていません。好きなものが同じという理由で始まった関係が、生活の変化で終わる。それだけです。

うまいのは、どちらも悪くないという描き方です。麦が働き始めたことも、絹が変わらなかったことも、責められない。だから救いがない。

難点は、固有名詞の密度が高く、それが分かる層とそうでない層で体験が大きく変わることです。ある種の観客に対してだけ強く効く作りは、公開時にも指摘されました。

この作品の良さ

  • どちらも悪くないという描き方
  • 同じ場所を対比に使う構成
  • 菅田将暉と有村架純の呼吸

当サイトの評価

4.4/5.0

好きなものが同じ、で始まった関係の5年間。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.7
映像美4.2
音楽4.4
演技4.6
余韻4.6

世間ではどう評価されているか

国内興行収入
38.1 億円
IMDb
7.4 /10
脚本
坂元裕二 テレビドラマの脚本家

コロナ禍の公開ながら興行収入38億円を超えるヒットとなりました。テレビドラマで知られる坂元裕二による脚本で、台詞の書き方が公開時に大きく話題になった作品です。

こんな人におすすめ

  • 現代の恋愛映画が観たい人
  • 台詞の書き方に興味がある人
  • 20代後半から30代の人

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