ハクソー・リッジ(2016年・洋画)のイメージ
洋画2016年戦争ドラマアメリカ

ハクソー・リッジ

4.2/5当サイトの評価(5点満点)

反戦映画とも英雄譚とも取れる、複雑な位置にある作品です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
メル・ギブソン
出演
アンドリュー・ガーフィールド、サム・ワーシントン、ヒューゴ・ウィーヴィング、ヴィンス・ヴォーン
製作国
アメリカ・オーストラリア
日本公開
2017年
受賞
米アカデミー賞 編集賞・録音賞
題材
沖縄戦・前田高地

あらすじ(ネタバレなし)

アメリカ・バージニア州。デズモンド・ドスは信仰上の理由から、人を殺すことも銃に触れることも拒んでいました。

しかし戦争が始まり、彼は志願します。衛生兵として、武器を持たずに従軍したいと申し出ました。軍はそれを認めず、彼は激しい迫害を受けます。

軍法会議を経て、彼は銃を持たないまま沖縄へ送られます。待っていたのは、前田高地と呼ばれる断崖の上の地獄でした。

ここが見どころ

戦闘描写

後半の戦場は極めて凄惨です。近年の戦争映画でも屈指の生々しさで、直視するのが辛い場面が続きます。

前半との落差

前半はほとんど牧歌的な恋愛と訓練の話です。その穏やかさがあるからこそ、後半が効きます。

アンドリュー・ガーフィールド

頑固で、しかし穏やかな人物を演じます。同年の『沈黙』と併せて観ると、この時期の充実ぶりが分かります。

この映画について:銃を持たないまま、戦場で75人を救った衛生兵。

実話をもとにしています。武器を持たずに戦場へ行き、多くの負傷兵を救った衛生兵の話です。

戦闘描写は徹底しています。手足が飛び、火炎放射器が使われ、死体が積み上がる。戦争を格好よく描く意図は一切ありません。

一方で、主人公の信仰を称える構図は明確です。反戦映画としては筋が通らない部分もあり、この点は評価が分かれます。日本兵の描き方も類型的です。

アカデミー賞では編集賞と録音賞を受賞しました。技術面での評価は非常に高い作品です。

この作品の良さ

  • 後半の戦闘描写の生々しさ
  • 前半の穏やかさとの落差
  • アンドリュー・ガーフィールドの演技
  • 実話としての強度

当サイトの評価

4.2/5.0

銃を持たないまま、戦場で75人を救った衛生兵。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.1
映像美4.4
音楽4.1
演技4.3
余韻4.3

世間ではどう評価されているか

米アカデミー賞
受賞 編集賞・録音賞
題材
沖縄戦 ・前田高地
日本公開
2017

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

沖縄戦を舞台にした実話で、アカデミー賞編集賞・録音賞を受賞しました。

日本兵の描き方が類型的だという指摘と、戦闘描写の凄惨さについての注意が必要です。

こんな人におすすめ

  • 戦争映画を観てきた人
  • 凄惨な描写に耐えられる人
  • 実話ベースの作品が好きな人

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