

ハクソー・リッジ
反戦映画とも英雄譚とも取れる、複雑な位置にある作品です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- メル・ギブソン
- 出演
- アンドリュー・ガーフィールド、サム・ワーシントン、ヒューゴ・ウィーヴィング、ヴィンス・ヴォーン
- 製作国
- アメリカ・オーストラリア
- 日本公開
- 2017年
- 受賞
- 米アカデミー賞 編集賞・録音賞
- 題材
- 沖縄戦・前田高地
あらすじ(ネタバレなし)
アメリカ・バージニア州。デズモンド・ドスは信仰上の理由から、人を殺すことも銃に触れることも拒んでいました。
しかし戦争が始まり、彼は志願します。衛生兵として、武器を持たずに従軍したいと申し出ました。軍はそれを認めず、彼は激しい迫害を受けます。
軍法会議を経て、彼は銃を持たないまま沖縄へ送られます。待っていたのは、前田高地と呼ばれる断崖の上の地獄でした。
ここが見どころ
戦闘描写
後半の戦場は極めて凄惨です。近年の戦争映画でも屈指の生々しさで、直視するのが辛い場面が続きます。
前半との落差
前半はほとんど牧歌的な恋愛と訓練の話です。その穏やかさがあるからこそ、後半が効きます。
アンドリュー・ガーフィールド
頑固で、しかし穏やかな人物を演じます。同年の『沈黙』と併せて観ると、この時期の充実ぶりが分かります。
この映画について:銃を持たないまま、戦場で75人を救った衛生兵。
実話をもとにしています。武器を持たずに戦場へ行き、多くの負傷兵を救った衛生兵の話です。
戦闘描写は徹底しています。手足が飛び、火炎放射器が使われ、死体が積み上がる。戦争を格好よく描く意図は一切ありません。
一方で、主人公の信仰を称える構図は明確です。反戦映画としては筋が通らない部分もあり、この点は評価が分かれます。日本兵の描き方も類型的です。
アカデミー賞では編集賞と録音賞を受賞しました。技術面での評価は非常に高い作品です。
この作品の良さ
- 後半の戦闘描写の生々しさ
- 前半の穏やかさとの落差
- アンドリュー・ガーフィールドの演技
- 実話としての強度
当サイトの評価
銃を持たないまま、戦場で75人を救った衛生兵。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.1 |
| 映像美 | 4.4 |
| 音楽 | 4.1 |
| 演技 | 4.3 |
| 余韻 | 4.3 |
世間ではどう評価されているか
- 米アカデミー賞
- 受賞 編集賞・録音賞
- 題材
- 沖縄戦 ・前田高地
- 日本公開
- 2017 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
沖縄戦を舞台にした実話で、アカデミー賞編集賞・録音賞を受賞しました。
日本兵の描き方が類型的だという指摘と、戦闘描写の凄惨さについての注意が必要です。
こんな人におすすめ
- 戦争映画を観てきた人
- 凄惨な描写に耐えられる人
- 実話ベースの作品が好きな人
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