

ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男
演技を観る作品としては文句なしです。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- ジョー・ライト
- 出演
- ゲイリー・オールドマン、クリスティン・スコット・トーマス、リリー・ジェームズ
- 製作国
- イギリス
- 日本公開
- 2018年
- 受賞
- 米アカデミー賞 主演男優賞・メイクアップ&ヘアスタイリング賞
- 題材
- 1940年5月のイギリス
あらすじ(ネタバレなし)
1940年5月。ドイツ軍がヨーロッパを席巻する中、イギリスでは首相が退陣に追い込まれます。後任として選ばれたのが、ウィンストン・チャーチルでした。
しかし彼は党内でも信用されておらず、国王とも折り合いが悪い。閣内には、ドイツとの和平交渉を進めるべきだという声が強くありました。
ダンケルクに40万近い兵が取り残されています。降伏か、徹底抗戦か。彼は数週間のうちに、国の方針を決めなければなりません。
ここが見どころ
ゲイリー・オールドマン
特殊メイクで外見を作り込んでいます。それ以上に、声と間の作り方でこの人物を成立させました。
期間を絞った構成
生涯を追わず、就任からの数週間だけを扱います。判断の重さに集中できる作りです。
同年の『ダンケルク』
同じ出来事を兵士の側から描いた作品が同年に公開されました。併せて観ると立体的になります。
この映画について:首相就任からの数週間だけを描く。
伝記映画ですが、期間を1940年5月の数週間に絞ったことが成功しています。判断の重さだけに集中できます。
ゲイリー・オールドマンの演技は圧巻です。英雄としてではなく、酒を飲み、癇癪を起こし、迷う人物として演じています。
一方、地下鉄で市民の声を聞く場面は完全な創作です。史実としては起きておらず、この脚色には批判があります。
戦時のリーダー像を美化しているという指摘も理解できます。演技を観る作品として受け取り、史実は別に確認するのが良いでしょう。
この作品の良さ
- ゲイリー・オールドマンの演技
- 数週間に絞った構成
- 英雄として描かない人物像
- 同年の『ダンケルク』との補完関係
当サイトの評価
首相就任からの数週間だけを描く。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.9 |
| 映像美 | 4.2 |
| 音楽 | 4.0 |
| 演技 | 4.7 |
| 余韻 | 4.0 |
世間ではどう評価されているか
- 米アカデミー賞
- 受賞 主演男優賞ほか
- 題材
- 1940 年5月
- 日本公開
- 2018 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
ゲイリー・オールドマンがアカデミー賞主演男優賞を受賞しました。
地下鉄で市民の声を聞く場面は創作であり、史実の脚色については批判もあります。
こんな人におすすめ
- 『ダンケルク』を観た人
- 俳優の演技を目当てに映画を観る人
- 第二次大戦に関心がある人
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