ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男(2017年・洋画)のイメージ
洋画2017年ドラマ戦争イギリス

ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男

4.0/5当サイトの評価(5点満点)

演技を観る作品としては文句なしです。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
ジョー・ライト
出演
ゲイリー・オールドマン、クリスティン・スコット・トーマス、リリー・ジェームズ
製作国
イギリス
日本公開
2018年
受賞
米アカデミー賞 主演男優賞・メイクアップ&ヘアスタイリング賞
題材
1940年5月のイギリス

あらすじ(ネタバレなし)

1940年5月。ドイツ軍がヨーロッパを席巻する中、イギリスでは首相が退陣に追い込まれます。後任として選ばれたのが、ウィンストン・チャーチルでした。

しかし彼は党内でも信用されておらず、国王とも折り合いが悪い。閣内には、ドイツとの和平交渉を進めるべきだという声が強くありました。

ダンケルクに40万近い兵が取り残されています。降伏か、徹底抗戦か。彼は数週間のうちに、国の方針を決めなければなりません。

ここが見どころ

ゲイリー・オールドマン

特殊メイクで外見を作り込んでいます。それ以上に、声と間の作り方でこの人物を成立させました。

期間を絞った構成

生涯を追わず、就任からの数週間だけを扱います。判断の重さに集中できる作りです。

同年の『ダンケルク』

同じ出来事を兵士の側から描いた作品が同年に公開されました。併せて観ると立体的になります。

この映画について:首相就任からの数週間だけを描く。

伝記映画ですが、期間を1940年5月の数週間に絞ったことが成功しています。判断の重さだけに集中できます。

ゲイリー・オールドマンの演技は圧巻です。英雄としてではなく、酒を飲み、癇癪を起こし、迷う人物として演じています。

一方、地下鉄で市民の声を聞く場面は完全な創作です。史実としては起きておらず、この脚色には批判があります。

戦時のリーダー像を美化しているという指摘も理解できます。演技を観る作品として受け取り、史実は別に確認するのが良いでしょう。

この作品の良さ

  • ゲイリー・オールドマンの演技
  • 数週間に絞った構成
  • 英雄として描かない人物像
  • 同年の『ダンケルク』との補完関係

当サイトの評価

4.0/5.0

首相就任からの数週間だけを描く。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.9
映像美4.2
音楽4.0
演技4.7
余韻4.0

世間ではどう評価されているか

米アカデミー賞
受賞 主演男優賞ほか
題材
1940 年5月
日本公開
2018

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

ゲイリー・オールドマンがアカデミー賞主演男優賞を受賞しました。

地下鉄で市民の声を聞く場面は創作であり、史実の脚色については批判もあります。

こんな人におすすめ

  • 『ダンケルク』を観た人
  • 俳優の演技を目当てに映画を観る人
  • 第二次大戦に関心がある人

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