グリーン・ナイトTHE GREEN KNIGHT
洋画2021年ファンタジー2020年代アーサー王伝説

グリーン・ナイト

冒険活劇ではありません。詩を映像にした作品です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
デヴィッド・ロウリー
原作
『サー・ガウェインと緑の騎士』
出演
デヴ・パテル、アリシア・ヴィキャンデル、ジョエル・エドガートン
製作国
アメリカ・アイルランド
上映時間
130分
公開
2022年(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

アーサー王の甥ガウェインは、まだ何の功績もない若者です。クリスマスの宴に、全身が緑の巨大な騎士が現れます。

騎士は言います。「私に一撃を与えよ。ただし1年後、同じ一撃を返しに来い」。ガウェインは斧で首を斬り落とします。

首を拾い上げた騎士は、笑いながら去っていきます。1年後、ガウェインは約束を果たすため、緑の礼拝堂へ旅立ちます。

ここが見どころ

映像設計

霧、苔、緑。中世の写本の挿絵のような画面が続きます。

終盤の幻視

一撃を受ける直前、ガウェインが見る長い幻。この一連がこの映画の到達点です。

音の設計

低い持続音と、増幅された自然音。ダニエル・ハートによる音楽です。

この映画について:1年後に自分の首を差し出すという約束を、果たしに行く。

原典は14世紀の物語詩です。この映画は物語を追うより、詩の持つ象徴性をそのまま映像にしようとしています。

騎士道物語を扱いながら、主題は「名誉とは何か」という問いへの否定的な答えです。

難点は、テンポが極端に遅いことと、説明がまったくないことです。

この作品の良さ

  • 映像と音の設計
  • 終盤の幻視
  • 詩の象徴性の翻訳

当サイトの評価

4.0/5.0

1年後に自分の首を差し出すという約束を、果たしに行く。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.8
映像美4.9
音楽4.6
演技4.2
余韻4.4

世間ではどう評価されているか

原典
14世紀の物語詩 『サー・ガウェインと緑の騎士』
IMDb
6.6 /10
上映時間
130分

原典は14世紀に成立した中英語の物語詩『サー・ガウェインと緑の騎士』です。

こんな人におすすめ

  • 映像に身を委ねたい人
  • 中世文学に関心がある人
  • 説明のない映画が平気な人

配信を探す

各サービスで「グリーン・ナイト」を検索した結果へ移動します。配信の有無はリンク先でご確認ください(配信状況は頻繁に変わるため、当サイトでは配信中かどうかの判定はしていません)。