後妻業の女(2016年・邦画)のイメージ

後妻業の女

3.6/5当サイトの評価(5点満点)

犯罪ものですが、笑える場面のほうが多い作品です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・共同脚本
鶴橋康夫
原作
黒川博行『後妻業』
出演
大竹しのぶ、豊川悦司、尾野真千子、永瀬正敏
製作国
日本
公開
2016年
舞台
大阪

あらすじ(ネタバレなし)

小夜子は、結婚相談所を通じて資産のある高齢男性に近づき、後妻に入ることを繰り返してきました。相手が亡くなれば、財産が転がり込みます。

背後にいるのは、相談所を営む柏木です。二人は組んで、この稼業を続けてきました。

しかし今回の相手の娘たちが、遺言状に疑いを持ちます。探偵が動き出し、過去の夫たちの死因が洗い直されていきます。

ここが見どころ

大竹しのぶ

甘え、泣き、豹変します。関西弁の応酬と、人を騙すときの顔の切り替えが見どころです。

喜劇としての作り

扱っているのは連続殺人の疑いですが、調子は徹底して喜劇的です。

娘たちの側

遺産を心配する娘たちも、決して善良には描かれません。全員が金のために動いています。

この映画について:資産のある老人と結婚しては、遺産を受け取る。

実際に起きた事件を想起させる題材ですが、作品の調子は終始喜劇です。この選択に抵抗を感じる人はいるでしょう。

大竹しのぶが圧倒的です。老人の前では従順、二人になれば下品。その切り替えだけで映画が成立しています。

登場人物に善人がいません。被害者側の家族も金目当てで動いており、誰にも同情できない構図になっています。

終盤の展開はやや駆け足で、原作の分量を収めきれていません。ただ、大竹しのぶの怪演を観る作品と割り切れば十分です。

この作品の良さ

  • 大竹しのぶの切り替えの演技
  • 喜劇として押し切る調子
  • 誰も善人にしない構図
  • 関西弁の応酬

当サイトの評価

3.6/5.0

資産のある老人と結婚しては、遺産を受け取る。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.6
映像美3.8
音楽3.7
演技4.1
余韻3.7

世間ではどう評価されているか

原作
黒川博行 の小説
主演
大竹しのぶ
公開
2016

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

黒川博行の小説を原作とする作品です。

実際の事件を想起させる題材を喜劇として扱っている点については、受け止め方が分かれます。

こんな人におすすめ

  • 大竹しのぶの演技を観たい人
  • 悪人だらけの群像劇が好きな人
  • 関西を舞台にした作品が好きな人

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