99.9 刑事専門弁護士 THE MOVIE(2021年・邦画)のイメージ
邦画2021年サスペンス2020年代日本

99.9 刑事専門弁護士 THE MOVIE

法廷ものとしてよりも、松本潤と香川照之の掛け合いを観る作品です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
木村ひさし
出演
松本潤、香川照之、木村文乃、杉咲花
製作国
日本
公開
2021年
原型
TBS系ドラマ
ジャンル
法廷/コメディ

あらすじ(ネタバレなし)

刑事事件専門の弁護士・深山大翔は、有罪率99.9%と言われる日本の刑事裁判で、残る0.1%を追い求めています。事実の追求にしか興味がなく、依頼人の感情にも無頓着です。

劇場版では、日本人が海外で拘束された事件を扱います。国際的な事情が絡み、簡単には手を出せない案件でした。

深山は現地へ飛び、独自の調査を始めます。証拠の再検証、現場の再現、そして関係者への執拗な聞き取り。彼のやり方は、いつも通り周囲を振り回します。

ここが見どころ

深山という人物

空気を読まず、事実だけを追う。共感を求めない主人公という設定が、シリーズの一貫した面白さになっています。

香川照之との掛け合い

変人の弁護士と、権威主義の所長。この二人の噛み合わなさが、シリーズの笑いの中心です。

現場再現の場面

実際に体を張って現場を再現する。理屈ではなく身体で検証するという手法が、視覚的な面白さを生んでいます。

この映画について:有罪率99.9%の残り0.1%を、屁理屈で崩す。

法廷ものとしての精度を求める作品ではありません。法的な手続きはかなり簡略化され、現実にはあり得ない展開も多い。そこを気にすると成立しません。

本作の魅力は、キャラクターの掛け合いとテンポにあります。深山の変人ぶりと、周囲の反応。この構造が最後まで一定のリズムで続きます。

劇場版として規模は大きくなっていますが、内容の密度はドラマ版と同程度です。2時間に引き伸ばした感は否めません。

ドラマ版のファン向けの作品で、初見の人には人物の関係が伝わりにくい構成です。

この作品の良さ

  • 共感を求めない主人公の設定
  • 松本潤と香川照之の掛け合い
  • 身体で検証する現場再現の手法
  • 一定のリズムを保つテンポ

当サイトの評価

3.5/5.0

有罪率99.9%の残り0.1%を、屁理屈で崩す。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.5
映像美3.5
音楽3.5
演技3.7
余韻3.3

世間ではどう評価されているか

原型
TBS 系ドラマ
公開
2021
ジャンル
法廷 /コメディ

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

TBS系ドラマ『99.9 刑事専門弁護士』の劇場版です。

法廷ものでありながら喜劇として作られている点が、シリーズの持ち味になっています。

こんな人におすすめ

  • ドラマ版を観ていた人
  • 気楽な法廷ものを観たい人
  • 香川照之の喜劇を観たい人

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