ゴッドランドGODLAND
ゴッドランド/GODLAND
4.1/5当サイトの評価(5点満点)
143分。ほとんど何も起きませんが、映像で圧倒されます。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- フリーヌル・パルマソン
- 出演
- エリオット・クロセット・ホーヴ、イングヴァール・E・シーグルズソン
- 製作国
- デンマーク・アイスランドほか
- 上映時間
- 143分
- 公開
- 2023年(日本)
あらすじ(ネタバレなし)
19世紀後半、デンマーク統治下のアイスランド。若い牧師ルーカスが、教会を建てるために派遣されます。彼は湿板写真の機材を持参しています。
船で近くまで行けるにもかかわらず、彼は「土地を知るため」と称して陸路を選びます。案内人は、デンマーク語を話そうとしない現地の男ラグナルです。
河川、火山、氷、霧。旅は想定よりはるかに過酷で、ルーカスの信仰も体力も削られていきます。
ここが見どころ
画面の形
正方形に近い比率で、四隅が丸くなっています。19世紀の写真乾板を模しています。
馬の死のカット
1頭の馬が朽ちていく過程を、時間を飛ばして見せる一連。この映画の自然観が凝縮されています。
アイスランドの風景
誇張のない実景。人間がどれだけ小さいかが、構図で示されます。
この映画について:19世紀のアイスランド。教会を建てに来た牧師が、風景に負ける。
植民地支配の話でもあります。デンマーク人の牧師が現地の言葉を学ばず、それでも土地を導こうとするという構図が全編に通っています。
映像の力は圧倒的です。ただし、物語としての起伏はほとんどありません。
難点は143分の長さと、テンポの遅さです。人を選びます。
この作品の良さ
- アイスランドの風景
- 画面比の設計
- 植民地支配という主題
当サイトの評価
4.1/5.0
19世紀のアイスランド。教会を建てに来た牧師が、風景に負ける。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.0 |
| 映像美 | 5.0 |
| 音楽 | 4.2 |
| 演技 | 4.3 |
| 余韻 | 4.5 |
世間ではどう評価されているか
- カンヌ
- ある視点部門 2022年
- IMDb
- 7.1 /10
- 画面比
- 1.33:1に近い 写真乾板を模す
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
2022年のカンヌ国際映画祭「ある視点」部門で上映されました。
画面の形は19世紀の写真乾板を模しており、四隅が丸く処理されています。
こんな人におすすめ
- 映像で圧倒されたい人
- 北欧映画に関心がある人
- テンポの遅さに耐えられる人
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