

フォードvsフェラーリ
車に興味がなくても、仕事の映画として楽しめます。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- ジェームズ・マンゴールド
- 出演
- マット・デイモン、クリスチャン・ベール、ジョン・バーンサル、カトリーナ・バルフ
- 上映時間
- 152分
- 製作国
- アメリカ
- 日本公開
- 2020年
- 受賞
- 米アカデミー賞 編集賞・音響編集賞
あらすじ(ネタバレなし)
1960年代。販売不振に悩むフォードは、イメージ刷新のためル・マン24時間レースでの優勝を目指します。
白羽の矢が立ったのは、元レーサーで車の設計者であるキャロル・シェルビーでした。彼は、腕は確かだが協調性のないドライバー、ケン・マイルズを起用します。
しかし社内の重役たちは、扱いにくいマイルズを排除しようと動きます。技術と組織の論理が、真正面から衝突していきました。
ここが見どころ
組織と職人の対立
レースより、社内政治との戦いのほうが厄介という構図です。仕事をしたことがある人ほど効きます。
音の設計
エンジン音、ギアの変速、路面。アカデミー賞音響編集賞を受賞しています。
クリスチャン・ベール
気難しく、腕は一流という人物です。共感しにくいのに応援したくなる造形が的確です。
この映画について:巨大企業の中で、職人が思い通りに仕事をしようとする。
実話をもとにしたレース映画ですが、描かれているのは組織の中で仕事をすることの難しさです。
レースの場面は迫力があります。ただ、それ以上に効くのが会議室と工場の場面でしょう。
終盤、会社の都合である指示が下されます。この場面が本作の核心で、技術者にとって何が屈辱かがはっきりと示されます。
152分と長いのですが、飽きません。車に興味がなくても、仕事映画として楽しめます。
この作品の良さ
- 組織と職人の対立という主題
- アカデミー賞を受けた音響設計
- クリスチャン・ベールの造形
- 終盤の会社の指示の場面
当サイトの評価
巨大企業の中で、職人が思い通りに仕事をしようとする。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.2 |
| 映像美 | 4.4 |
| 音楽 | 4.2 |
| 演技 | 4.5 |
| 余韻 | 4.3 |
世間ではどう評価されているか
- 米アカデミー賞
- 受賞 編集賞・音響編集賞
- 上映時間
- 152 分
- 日本公開
- 2020 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
1966年のル・マン24時間レースをめぐる実話で、アカデミー賞で編集賞と音響編集賞を受賞しました。
史実からの脚色は含まれますが、評価は非常に高い作品です。
こんな人におすすめ
- 仕事映画が好きな人
- 実話ベースの作品が好きな人
- 音響設計に注目して観る人
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