FlowFLOW
洋画2024年アニメ2020年代ラトビア

Flow

85分、言葉が一言も出てきません。それでも全部伝わります。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
ギンツ・ジルバロディス
製作国
ラトビア・フランス・ベルギー
上映時間
85分
制作
Blenderを使用
公開
2025年(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

人の姿が見当たらない世界。一匹の黒い猫が、森の中で静かに暮らしています。

ある日、突然の大洪水が起こります。水位はみるみる上がり、猫は流れてきた舟に飛び乗ります。

舟には、カピバラ、キツネザル、鳥、犬が次々に乗り込んできます。互いに言葉は通じません。それでも、同じ舟の上で生き延びなければなりません。

ここが見どころ

台詞がない

人間も出てこず、動物は擬人化されません。鳴き声と動作だけで、関係の変化が描かれます。

長回しのカメラ

アニメーションでありながら、カメラが切れずに動き続けます。ゲームエンジンのような視点移動です。

無料ソフトでの制作

オープンソースの3DソフトBlenderで作られています。大手スタジオを退けての受賞は、制作環境の変化を象徴しました。

この映画について:台詞がひとつもない。猫が舟に乗る。

説明が一切ないので、洪水の原因も人類の行方も分かりません。解釈は完全に観客に委ねられています。

動物の動きは実際の観察に基づいており、猫の身のこなしがとくに正確です。動物好きには堪えられません。

難点は、物語らしい物語がないこと。85分でも間延びを感じる人はいるでしょう。

この作品の良さ

  • 台詞なしで成立する構成
  • 動物の動きの正確さ
  • 映像の美しさ

当サイトの評価

4.3/5.0

台詞がひとつもない。猫が舟に乗る。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.1
映像美4.8
音楽4.7
演技4.0
余韻4.6

世間ではどう評価されているか

アカデミー賞
長編アニメ映画賞 2025年
IMDb
7.9 /10
制作
オープンソース Blenderを使用

第97回アカデミー賞で長編アニメ映画賞を受賞しました。ラトビア製作の作品としては初のアカデミー賞受賞です。

オープンソースの3DソフトウェアBlenderを用いて制作されたことでも注目されました。

こんな人におすすめ

  • 動物が好きな人
  • 台詞のない映画に興味がある人
  • 映像に身を委ねたい人

配信を探す

各サービスで「Flow」を検索した結果へ移動します。配信の有無はリンク先でご確認ください(配信状況は頻繁に変わるため、当サイトでは配信中かどうかの判定はしていません)。