ドールハウス(2025年・邦画)のイメージ
邦画2025年ホラー2020年代日本

ドールハウス

怖がらせ方は正統派ですが、扱っている題材は家族の話です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
深川栄洋
出演
長澤まさみ、瀬戸康史
製作国
日本
公開
2025年
興行収入
19.1億円
ジャンル
ホラー

あらすじ(ネタバレなし)

子どもを亡くした夫婦のもとに、一体の古い人形がやってきます。妻はその人形を我が子のように扱い始めました。

夫は当初、悲しみからの一時的なものだと考えます。しかし妻の様子は次第に常軌を逸していきました。

やがて家の中で、説明のつかないことが起き始めます。人形が動いたのか、それとも人が変わってしまったのか。境目は次第に曖昧になっていきます。

ここが見どころ

人形という題材

古典的なホラーの道具ですが、喪失した子どもの代わりとして置かれることで、感情の芯が生まれています。

長澤まさみの変化

常識的な母親から、次第に別人になっていく過程。境目を見せない演技が求められる役です。

家庭という舞台

日常の空間が少しずつおかしくなっていく。ホラーの基本ですが、丁寧に作られています。

この映画について:拾ってきた人形が、家族の形を変えていく。

人形ホラーは数多くありますが、本作は喪失の物語として組み立てられている点で一段深い。人形が怖いのではなく、それに依存する人間が怖い。

怖がらせ方は正統派で、大きな仕掛けはありません。日常空間の違和感を積み上げていくという基本に忠実です。

難点は、後半で超常的な要素が前に出ることです。心理的な怖さから離れると、印象が薄くなります。

長澤まさみの演技は見応えがあり、この俳優の別の面が観られる作品です。ホラーとしてよりも、そこが見どころかもしれません。

この作品の良さ

  • 喪失の物語として組み立てた構造
  • 長澤まさみの変化の演技
  • 日常空間の違和感の積み上げ
  • 正統派の怖がらせ方

当サイトの評価

3.3/5.0

拾ってきた人形が、家族の形を変えていく。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.2
映像美3.6
音楽3.5
演技3.4
余韻3.3

世間ではどう評価されているか

興行収入
19.1 億円
公開
2025
ジャンル
ホラー

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

人形を題材にした日本のホラー映画です。興行収入19.1億円。

子どもを失った夫婦の物語として構成されている点が特徴です。

こんな人におすすめ

  • 人形ホラーが好きな人
  • 長澤まさみの演技を観たい人
  • 家族を扱ったホラーに興味がある人

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