DEAD POETS SOCIETY
洋画1989年青春1980年代学校

いまを生きる

感動作として紹介されますが、実際には教育と抑圧をめぐる重い話です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
ピーター・ウィアー
出演
ロビン・ウィリアムズ、イーサン・ホーク、ロバート・ショーン・レナード
上映時間
128分
日本公開
1990年3月

あらすじ(ネタバレなし)

1959年、規律の厳しい全寮制の名門校。新任の英語教師ジョン・キーティングは、教科書を破らせ、机の上に立たせ、詩を自分の言葉で読むことを教えます。

感化された生徒たちは、かつてキーティングが所属していた秘密の詩の会「死せる詩人の会」を復活させます。しかし一人の生徒が、俳優になりたいという願いと父の期待の間で追い詰められていきます。

ここが見どころ

机の上に立つ

同じ教室でも、立つ場所を変えれば見え方が変わる。この一場面が作品の主題を全部言っています。

苦い結末

詳しくは書きませんが、教師の教えは全員を救いません。そこを描いたことが、この作品を単なる感動作にしていない。

この映画について:机の上に立って、違う角度から世界を見る。

感動的な教師ものとして記憶されがちですが、実際には「自由を教えることの責任」を問う話です。キーティングの教えは、ある生徒にとっては救いにならなかった。

ロビン・ウィリアムズの芝居が抑制されていて良く、コメディアンとしての持ち味を出しすぎていません。

難点は、生徒側の描写がやや類型的なことと、名場面が独立して流通しすぎていることです。通しで観ると印象がかなり違います。

この作品の良さ

  • 主題を一場面で言い切る演出
  • 自由を教えることの責任まで描く構成
  • ロビン・ウィリアムズの抑制

当サイトの評価

4.5/5.0

机の上に立って、違う角度から世界を見る。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.5
映像美4.3
音楽4.4
演技4.9
余韻4.7

世間ではどう評価されているか

米アカデミー賞
受賞 脚本賞
IMDb
8.1 /10
評価
定番 学校ものの代表作

第62回アカデミー賞で脚本賞を受賞しました。「カーペ・ディエム(いまを生きよ)」という言葉を広く知らしめた作品でもあります。

こんな人におすすめ

  • 学校ものが好きな人
  • 教育について考えたい人
  • 苦い結末を受け止められる人

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