ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年・洋画)のイメージ
洋画2019年ドラマアメリカ

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男

4.1/5当サイトの評価(5点満点)

地味ですが、扱っている事実の重さは相当です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
トッド・ヘインズ
出演
マーク・ラファロ、アン・ハサウェイ、ティム・ロビンス、ビル・キャンプ
製作国
アメリカ
日本公開
2020年
題材
化学物質による水質汚染の実話
上映時間
127分

あらすじ(ネタバレなし)

企業側を弁護する法律事務所の弁護士ロブ・ビロットのもとに、農場を営む男が訪ねてきます。牛が次々に奇形で死んでいるというのです。

調べ始めた彼は、大手化学メーカーが長年、有害な物質を排出していた事実に行き着きます。企業はその危険性を数十年前から把握していました。

訴訟は20年近くに及びます。彼は職場でも家庭でも孤立し、健康を損ないながら、それでも資料を読み続けました。

ここが見どころ

資料を読む場面

何万ページもの文書を読み込む作業が繰り返されます。この地味さこそが本作の主題です。

時間の長さ

20年近くが描かれます。勝訴しても終わらないという現実が示されます。

マーク・ラファロ

英雄的ではなく、疲弊していく男を演じます。製作にも関わっています。

この映画について:企業側の弁護士が、その企業を訴える側に回る。

実話をもとにした作品です。いま世界中で問題になっている化学物質をめぐる、最初期の訴訟を扱っています。

劇的な演出はありません。資料を読み、書類を整理し、また読む。その繰り返しが延々と描かれます。

この地味さが正しい。企業を相手にした訴訟が、いかに時間と体力を消耗するかが伝わります。

勝訴しても問題は終わりません。終盤の字幕が示す事実は、いま読むとより重い。

この作品の良さ

  • 資料を読む作業の描写
  • 20年という時間の長さ
  • 英雄的にしない主人公
  • 終わらない問題としての提示

当サイトの評価

4.1/5.0

企業側の弁護士が、その企業を訴える側に回る。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.2
映像美3.8
音楽3.7
演技4.4
余韻4.2

世間ではどう評価されているか

上映時間
127
題材
実話 の訴訟
日本公開
2020

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

化学物質による水質汚染をめぐる実際の訴訟を題材にした作品です。

劇的な演出を排した地味な作りで、テンポの遅さを指摘する声もあります。

こんな人におすすめ

  • 環境問題に関心がある人
  • 実話ベースの社会派作品が好きな人
  • 『スポットライト』が良かった人

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