ダホメDAHOMEY
洋画2024年ドキュメンタリー2020年代ベナン

ダホメ

68分。短いですが、扱っている問いは非常に大きい。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
マティ・ディオップ
製作国
フランス・セネガル・ベナン
上映時間
68分
公開
2025年(日本)
形式
ドキュメンタリー

あらすじ(ネタバレなし)

2021年11月、パリ。ダホメ王国から略奪された文化財26点が、現在のベナンへ返還されることになります。梱包され、飛行機に積まれます。

ベナンでは歓迎式典が開かれます。しかし大学では、学生たちが激しく議論しています。26点だけでいいのか。誰のための返還なのか。

ここが見どころ

遺物の語り

作中、彫像自身の声によるナレーションが流れます。ドキュメンタリーに詩的な要素が持ち込まれています。

大学生の討論

作品の中心は、若い世代の議論です。結論は出ず、対立したまま終わります。

この映画について:略奪された王家の遺物26点が、130年ぶりに返還される。

文化財返還という問題を、「良いことだ」で終わらせません。当事者の側にある複雑さを、そのまま提示します。

68分と短く、構成も簡潔です。ドキュメンタリーとしての形式に工夫があります。

難点は、背景知識がないと議論の前提が掴みにくいことです。

この作品の良さ

  • 遺物の語りという発想
  • 大学生の討論
  • 68分という簡潔さ

当サイトの評価

4.0/5.0

略奪された王家の遺物26点が、130年ぶりに返還される。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.0
映像美4.3
音楽4.2
演技4.1
余韻4.4

世間ではどう評価されているか

ベルリン
金熊賞 2024年
IMDb
6.5 /10
上映時間
68分

2024年のベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞しました。

2021年に実際に行われた、フランスからベナンへの文化財返還を記録しています。

こんな人におすすめ

  • 文化財返還の問題に関心がある人
  • 短い作品を探している人
  • ドキュメンタリーが好きな人

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