

スキャンダル
告発する側にも葛藤があることを、きちんと描いています。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- ジェイ・ローチ
- 出演
- シャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン、マーゴット・ロビー、ジョン・リスゴー
- 製作国
- アメリカ
- 日本公開
- 2020年
- 受賞
- 米アカデミー賞 メイクアップ&ヘアスタイリング賞
- 題材
- 2016年の実際の告発
あらすじ(ネタバレなし)
アメリカの大手ニュース局。看板キャスターのメーガン・ケリーは、局内で最も影響力のある人物の一人でした。
降板させられた元キャスターのグレッチェンが、会長を性的嫌がらせで提訴します。しかし社内で彼女を支持する者は現れません。
新人のケイラは、出世のために会長の要求に応じてしまいます。三人の女性は、それぞれ異なる立場から同じ問題に直面していきました。
ここが見どころ
被害者を一枚岩にしない
告発する者、沈黙する者、応じてしまった者。それぞれの判断に理由が与えられます。
特殊メイク
実在の人物への寄せ方が徹底しています。アカデミー賞を受賞しました。
エレベーターの場面
三人が無言で乗り合わせる場面があります。台詞なしで関係が示されます。
この映画について:テレビ局の会長による性的嫌がらせを、社員が告発する。
実際に起きた告発を題材にしています。被害者側を美化せず、それぞれの打算も描く点が誠実です。
主人公の一人は、政治的には批判の多い人物です。それを英雄として描かないことで、問題が人格の話に矮小化されていません。
沈黙を選んだ人々の理由も丁寧です。告発すれば職を失うという構造が、具体的に示されます。
一方、扱いが整理されすぎている面はあります。実際の複雑さは、もっと救いがなかったはずだと感じました。
この作品の良さ
- 被害者を一枚岩にしない書き方
- 主人公を英雄化しない姿勢
- 沈黙を選ぶ理由の描写
- エレベーターの無言の場面
当サイトの評価
テレビ局の会長による性的嫌がらせを、社員が告発する。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.7 |
| 映像美 | 3.7 |
| 音楽 | 3.6 |
| 演技 | 4.3 |
| 余韻 | 3.7 |
世間ではどう評価されているか
- 米アカデミー賞
- 受賞 メイクアップ&ヘアスタイリング賞
- 題材
- 2016 年の実際の告発
- 日本公開
- 2020 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
実際に起きた性的嫌がらせの告発を題材にした作品です。
実在の人物の描き方については、整理されすぎているという指摘もあります。
こんな人におすすめ
- 職場のハラスメントに関心がある人
- 実話ベースの作品が好きな人
- 女優陣の演技を観たい人
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