スキャンダル(2019年・洋画)のイメージ
洋画2019年ドラマアメリカ

スキャンダル

3.7/5当サイトの評価(5点満点)

告発する側にも葛藤があることを、きちんと描いています。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
ジェイ・ローチ
出演
シャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン、マーゴット・ロビー、ジョン・リスゴー
製作国
アメリカ
日本公開
2020年
受賞
米アカデミー賞 メイクアップ&ヘアスタイリング賞
題材
2016年の実際の告発

あらすじ(ネタバレなし)

アメリカの大手ニュース局。看板キャスターのメーガン・ケリーは、局内で最も影響力のある人物の一人でした。

降板させられた元キャスターのグレッチェンが、会長を性的嫌がらせで提訴します。しかし社内で彼女を支持する者は現れません。

新人のケイラは、出世のために会長の要求に応じてしまいます。三人の女性は、それぞれ異なる立場から同じ問題に直面していきました。

ここが見どころ

被害者を一枚岩にしない

告発する者、沈黙する者、応じてしまった者。それぞれの判断に理由が与えられます。

特殊メイク

実在の人物への寄せ方が徹底しています。アカデミー賞を受賞しました。

エレベーターの場面

三人が無言で乗り合わせる場面があります。台詞なしで関係が示されます。

この映画について:テレビ局の会長による性的嫌がらせを、社員が告発する。

実際に起きた告発を題材にしています。被害者側を美化せず、それぞれの打算も描く点が誠実です。

主人公の一人は、政治的には批判の多い人物です。それを英雄として描かないことで、問題が人格の話に矮小化されていません。

沈黙を選んだ人々の理由も丁寧です。告発すれば職を失うという構造が、具体的に示されます。

一方、扱いが整理されすぎている面はあります。実際の複雑さは、もっと救いがなかったはずだと感じました。

この作品の良さ

  • 被害者を一枚岩にしない書き方
  • 主人公を英雄化しない姿勢
  • 沈黙を選ぶ理由の描写
  • エレベーターの無言の場面

当サイトの評価

3.7/5.0

テレビ局の会長による性的嫌がらせを、社員が告発する。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.7
映像美3.7
音楽3.6
演技4.3
余韻3.7

世間ではどう評価されているか

米アカデミー賞
受賞 メイクアップ&ヘアスタイリング賞
題材
2016 年の実際の告発
日本公開
2020

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

実際に起きた性的嫌がらせの告発を題材にした作品です。

実在の人物の描き方については、整理されすぎているという指摘もあります。

こんな人におすすめ

  • 職場のハラスメントに関心がある人
  • 実話ベースの作品が好きな人
  • 女優陣の演技を観たい人

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