バトル・ロワイアルBATTLE ROYALE
邦画2000年アクション2000年代深作欣二

バトル・ロワイアル

設定の強さで語られる作品です。作りの粗さも含めて、正直に書きます。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
深作欣二
原作
高見広春
出演
藤原竜也、前田亜季、ビートたけし、栗山千明
上映時間
114分
公開
2000年12月

あらすじ(ネタバレなし)

経済が破綻し、少年犯罪が横行する近未来の日本。政府は「新世紀教育改革法」を制定し、毎年一クラスを無人島に送って殺し合わせることにしました。

修学旅行と偽って連れ出された中学3年の一クラス42人。首輪をつけられ、それぞれ武器を渡され、三日以内に一人になるまで殺し合えと告げられます。

ここが見どころ

設定の強さ

説明はほとんど不要です。この設定だけで、以降のあらゆる「デスゲーム」作品の原型になりました。

ビートたけしの教師

淡々と殺し合いを進行させる元担任。感情のない口調が、制度の非人間性を表しています。

この映画について:中学生に殺し合いをさせる。それだけの設定が世界に届いた。

設定の発明が全部です。この作品以降、同じ枠組みの物語が世界中で作られました。影響という点では計り知れません。

一方で、作りは粗いです。42人を114分で扱うため、多くが記号的に処理され、心理描写も浅い。

難点はそこと、暴力描写が強いことです。公開時には国会でも取り上げられ、社会的な議論を呼びました。作品の完成度と影響の大きさは、分けて考えるべきだと思います。

この作品の良さ

  • 設定の発明と、その後への影響
  • ビートたけしの教師の造形
  • 深作欣二らしい勢い

当サイトの評価

4.2/5.0

中学生に殺し合いをさせる。それだけの設定が世界に届いた。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.1
映像美4.3
音楽4.3
演技4.5
余韻4.3

世間ではどう評価されているか

国内興行収入
31.1 億円
IMDb
7.6 /10
影響
決定的 デスゲームものの原型

公開時にはR-15指定をめぐって国会でも議論されました。海外での評価が特に高く、以降の「デスゲーム」というジャンルの起点として繰り返し言及されています。

こんな人におすすめ

  • 設定の面白さで観られる人
  • 強い暴力描写に耐えられる人
  • ジャンルの起点を押さえたい人

配信を探す

各サービスで「バトル・ロワイアル」を検索した結果へ移動します。配信の有無はリンク先でご確認ください(配信状況は頻繁に変わるため、当サイトでは配信中かどうかの判定はしていません)。