バービーBARBIE
洋画2023年コメディ2020年代グレタ・ガーウィグ

バービー

見た目は明るいですが、扱っているのは相当に重い話です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
グレタ・ガーウィグ
脚本
ガーウィグ、ノア・バームバック
出演
マーゴット・ロビー、ライアン・ゴズリング、アメリカ・フェレーラ
製作国
アメリカ・イギリス
上映時間
114分
公開
2023年8月(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

バービーランドでは、すべてが完璧です。毎日がパーティーで、バービーたちは大統領も医師も務め、ケンたちはその隣で待っているだけです。

ある日、定番バービーの身体に異変が起こります。かかとが地面につき、死について考えてしまう。原因は、現実世界で彼女を遊んでいる人間にありました。

彼女は現実世界へ向かいます。ついてきたケンは、そこで「男性が中心の社会」というものを発見してしまいます。

ここが見どころ

美術と衣装

実際に建てられた巨大なセットとピンクの塗料。CGに頼らない作り物感が、作品の主題と一致しています。

ライアン・ゴズリングのケン

笑いを一手に引き受けながら、「役割を与えられないこと」の悲哀も担います。この役でアカデミー助演男優賞にノミネートされました。

アメリカ・フェレーラの独白

女性に課される矛盾した要求を並べ立てる一連。直接的すぎるという批判もありますが、効果は絶大です。

この映画について:ピンク一色の世界から、人間の世界へ出る。

玩具会社が出資した映画が、その玩具が抱えてきた問題と、会社そのものを笑いの対象にするという構造は、かなり異様です。

主張は明快で分かりやすい。そのぶん深みには欠けるという批判も理解できます。ただ、この規模の商業映画でこれをやったことに意味があります。

難点は、終盤の展開がやや駆け足なことと、メッセージの提示が直接的すぎることです。

この作品の良さ

  • 美術と衣装
  • 自社を風刺する構造
  • ライアン・ゴズリングの怪演

当サイトの評価

4.0/5.0

ピンク一色の世界から、人間の世界へ出る。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.1
映像美4.6
音楽4.3
演技4.3
余韻4.0

世間ではどう評価されているか

世界興行収入
約14.4億ドル 2023年最大
アカデミー賞
歌曲賞 8部門ノミネート
IMDb
6.8 /10

世界興行収入は約14.4億ドルに達し、2023年で最大のヒットとなりました。

第96回アカデミー賞で歌曲賞を受賞し、作品賞を含む8部門にノミネートされています。

こんな人におすすめ

  • 色彩と美術を楽しみたい人
  • 社会風刺が好きな人
  • 話題作を押さえたい人

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