バビロンBABYLON
バビロン
3.9/5当サイトの評価(5点満点)
下品で、うるさく、長い。それを承知で観てください。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- デイミアン・チャゼル
- 音楽
- ジャスティン・ハーウィッツ
- 出演
- ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、ディエゴ・カルバ、ジーン・スマート
- 製作国
- アメリカ
- 上映時間
- 189分
- 公開
- 2023年2月(日本)
あらすじ(ネタバレなし)
1926年、ロサンゼルス。メキシコ移民のマニーは、業界の下働きをしながら映画の仕事に憧れています。
無名の女優志望ネリーは、豪邸のパーティーに紛れ込み、そこで偶然の機会を掴みます。
サイレント映画の全盛期。しかし『ジャズ・シンガー』の登場によって、業界は一夜にして音の時代へ移ります。それまでのやり方が、すべて通用しなくなります。
ここが見どころ
冒頭のパーティー
約30分続く狂騒。この時点で、観客はこの映画に付き合うかどうかを決めることになります。
トーキー撮影の場面
音を拾うために全員が動けなくなる一連。喜劇として非常によくできています。
終盤のモンタージュ
映画史100年の映像が流れます。賛否が最も分かれる箇所です。
この映画について:サイレントからトーキーへ。業界が総入れ替えになる。
デイミアン・チャゼルは『ラ・ラ・ランド』でハリウッドを讃えました。今回はその裏側を、汚物と死体まで含めて描きます。
興行的には失敗し、批評も割れました。ただ、映画という産業への両義的な感情は本物です。
難点は189分の長さと、過剰さが単なる悪趣味に見える箇所があることです。
この作品の良さ
- トーキー移行期の描写
- 音楽と編集の勢い
- 業界への両義的な視線
当サイトの評価
3.9/5.0
サイレントからトーキーへ。業界が総入れ替えになる。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.6 |
| 映像美 | 4.9 |
| 音楽 | 4.9 |
| 演技 | 4.5 |
| 余韻 | 3.9 |
世間ではどう評価されているか
- アカデミー賞
- 3部門 美術賞ほかノミネート
- IMDb
- 7.1 /10
- 興行
- 振るわず 評価は分裂
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
第95回アカデミー賞で美術賞、衣装デザイン賞、作曲賞にノミネートされました。
興行成績は製作費に見合わず、批評の評価も大きく割れた作品です。
こんな人におすすめ
- 映画史に関心がある人
- 長尺と下品さに耐えられる人
- 『ラ・ラ・ランド』を観た人
配信を探す
各サービスで「バビロン」を検索した結果へ移動します。配信の有無はリンク先でご確認ください(配信状況は頻繁に変わるため、当サイトでは配信中かどうかの判定はしていません)。