西部戦線異状なしALL QUIET ON THE WESTERN FRONT
洋画2022年戦争2020年代ドイツ

西部戦線異状なし

救いは一切ありません。覚悟して観てください。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
エドワード・ベルガー
原作
エーリヒ・マリア・レマルク
音楽
フォルカー・ベルテルマン
出演
フェリックス・カマラー、アルブレヒト・シューフ、ダニエル・ブリュール
製作国
ドイツ
上映時間
148分
公開
2022年(配信)

あらすじ(ネタバレなし)

1917年、ドイツ。17歳のパウル・ボイマーは、学校での愛国的な演説に煽られ、友人たちと志願します。書類の年齢は、教師が書き換えました。

支給された軍服には、前の持ち主の名札が残っていました。それは戦死者の再利用でした。

西部戦線。塹壕、砲撃、毒ガス、白兵戦。同時に、後方では休戦交渉が進んでいます。

ここが見どころ

軍服の再利用

冒頭、戦死者の軍服が洗われ、繕われ、新兵に配られる一連。台詞なしで、この戦争の本質が示されます。

音楽

3つの音を反復する低音の主題。アカデミー作曲賞を受賞しました。旋律ではなく機械音に近い。

休戦交渉との並行

終盤、停戦が決まった後の11時までの数時間。この時間に起きることが、最も残酷です。

この映画について:志願した17歳が、泥の中で何も学ばないまま死ぬ。

原作は1929年の反戦小説で、1930年にアメリカで映画化されています。ドイツ語での映画化は、この2022年版が初めてです。

終盤の展開は原作にない創作です。この改変については、原作の精神を損なうという批判もあります。

難点はその点と、148分の長さ、そして描写の残酷さです。

この作品の良さ

  • 冒頭の軍服の一連
  • 音楽の設計
  • 映像の規模

当サイトの評価

4.2/5.0

志願した17歳が、泥の中で何も学ばないまま死ぬ。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.0
映像美4.8
音楽4.6
演技4.4
余韻4.5

世間ではどう評価されているか

アカデミー賞
4部門 国際長編映画賞ほか
英国アカデミー賞
7部門 作品賞ほか
IMDb
7.8 /10

第95回アカデミー賞で国際長編映画賞、撮影賞、作曲賞、美術賞の4部門を受賞しました。

原作は1929年刊行のレマルクの小説で、ドイツ語による映画化は本作が初めてです。

こんな人におすすめ

  • 反戦映画を観たい人
  • 残酷描写に耐えられる人
  • 原作を読んだ人

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