

ワンダー 君は太陽
泣かせにきますが、周囲の描き方が丁寧です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・共同脚本
- スティーヴン・チョボスキー
- 原作
- R・J・パラシオ『ワンダー』
- 出演
- ジェイコブ・トレンブレイ、ジュリア・ロバーツ、オーウェン・ウィルソン
- 製作国
- アメリカ
- 日本公開
- 2018年
- 受賞
- 米アカデミー賞 メイクアップ&ヘアスタイリング賞ノミネート
あらすじ(ネタバレなし)
オギーは生まれつき顔に障害があり、何度も手術を受けてきました。10歳になるまで、母の指導で自宅学習をしています。
5年生から、彼は初めて学校に通うことになりました。廊下では視線が集まり、話しかけてくれる子はほとんどいません。
物語は、オギーだけでなく、姉、その友人、クラスメイトの視点へと次々に切り替わります。誰もが自分の事情を抱えていました。
ここが見どころ
視点の切り替え
章ごとに語り手が変わります。周囲の人物にもそれぞれの事情があると示す構成です。
姉の存在
弟に手がかかるため、常に後回しにされてきました。この人物を丁寧に描いたのが本作の良心です。
ジェイコブ・トレンブレイ
特殊メイクの下で演じています。表情が制限される中、声と目で人物を作っています。
この映画について:顔の見た目が違う少年が、初めて学校へ通う。
感動を狙った作品であることは間違いありません。音楽も演出も、はっきり泣かせにきます。
それでも受け入れやすいのは、視点を主人公だけに固定していないからです。姉も、友人も、それぞれの苦しさを持っています。
特に姉の章が良い。弟のせいで我慢を強いられてきたという、言いにくい感情が正面から描かれます。
一方、いじめる側の扱いはやや単純です。解決が早く、簡単に和解しすぎるという印象は残ります。
この作品の良さ
- 視点を切り替える構成
- 姉という人物の掘り下げ
- ジェイコブ・トレンブレイの演技
- 周囲にも事情を与えた書き方
当サイトの評価
顔の見た目が違う少年が、初めて学校へ通う。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.8 |
| 映像美 | 3.8 |
| 音楽 | 3.9 |
| 演技 | 4.2 |
| 余韻 | 4.0 |
世間ではどう評価されているか
- 原作
- R・J・パラシオ の小説
- 米アカデミー賞
- ノミネート メイクアップ&ヘアスタイリング賞
- 日本公開
- 2018 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
R・J・パラシオの児童文学を原作とする作品です。
いじめる側の扱いが単純だという指摘があります。
こんな人におすすめ
- 家族で観たい人
- 学校を舞台にした作品が好きな人
- 泣ける映画を探している人
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