オズの魔法使
80年以上前の作品ですが、いま観ても仕掛けが効いています。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- ヴィクター・フレミング
- 音楽
- ハロルド・アーレン
- 出演
- ジュディ・ガーランド、レイ・ボルジャー、バート・ラー
- 製作国
- アメリカ
- 上映時間
- 102分
- 公開
- 1939年
あらすじ(ネタバレなし)
カンザスの農場に住むドロシーは、愛犬トトを取り上げられそうになり、家出を決意します。しかしそこへ竜巻が襲い、彼女は家ごと空へ巻き上げられます。
落ちた先は、オズの国。家の下敷きになった悪い魔女の靴を受け取った彼女は、家に帰る方法を探して旅に出ます。
道連れになるのは、脳がほしいカカシ、心がほしいブリキの木こり、勇気がほしいライオン。四人は黄色いレンガの道をたどり、エメラルドの都を目指します。
ここが見どころ
白黒からカラーへ
カンザスの場面はセピア調、オズの国はテクニカラー。扉を開けた瞬間に色が溢れる一連は、映画史でもっとも有名な転換のひとつです。
『Over the Rainbow』
編集段階で一度は削除が検討されたと伝えられる曲です。結果としてアカデミー歌曲賞を受賞しました。
三人の道連れ
求めているものを、実は最初から持っている。この構造が、以降の冒険譚の原型になりました。
この映画について:扉を開けた瞬間、白黒がカラーに変わる。
物語は非常に素直です。この作品の価値は、色彩・音楽・美術という映画の要素を、一本の中で総動員してみせたことにあります。
撮影現場は過酷で、特殊メイクによる健康被害や事故が報告されています。当時の制作体制の問題として語り継がれている面もあります。
難点は、後半の展開があっさりしていることと、いまの目にはテンポが遅く見えることです。
この作品の良さ
- 白黒からカラーへの転換
- 『Over the Rainbow』
- 美術と衣装の作り込み
当サイトの評価
扉を開けた瞬間、白黒がカラーに変わる。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.2 |
| 映像美 | 4.7 |
| 音楽 | 4.9 |
| 演技 | 4.2 |
| 余韻 | 4.4 |
世間ではどう評価されているか
- アカデミー賞
- 2部門 歌曲賞・作曲賞
- IMDb
- 8.1 /10
- 原作
- ライマン・フランク・ボーム 1900年
第12回アカデミー賞で歌曲賞と作曲賞を受賞しました。
『Over the Rainbow』はアメリカ映画協会が選ぶ映画音楽の第1位に選出されています。
こんな人におすすめ
- 家族で観たい人
- 映画史に関心がある人
- ミュージカルに入りたい人
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