WEST SIDE STORY
洋画1961年ミュージカル1960年代古典

ウエスト・サイド物語

楽曲とダンスの力で観る作品です。物語は古典の翻案なので、驚きはありません。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
ロバート・ワイズ、ジェローム・ロビンス
音楽
レナード・バーンスタイン
作詞
スティーヴン・ソンドハイム
出演
ナタリー・ウッド、リチャード・ベイマー、リタ・モレノ
上映時間
152分
公開
1961年(アメリカ)

あらすじ(ネタバレなし)

ニューヨークのウエスト・サイド。白人系のジェット団とプエルトリコ系のシャーク団が、街の縄張りを巡って対立しています。

ジェット団の元リーダー・トニーは、ダンスパーティーでシャーク団のリーダーの妹マリアと出会い、一目で恋に落ちます。二つのグループの決闘が、二人を引き裂いていきます。

ここが見どころ

冒頭の指鳴らし

台詞のないまま、指を鳴らしながら街を歩く数分。ダンスで縄張りを示すという導入が鮮やかです。

『アメリカ』

移民として生きることの良し悪しを、男女で言い合う楽曲。娯楽の中に社会の問題を入れ込む好例です。

この映画について:『ロミオとジュリエット』を、移民の街に置き換える。

物語は『ロミオとジュリエット』そのままです。この作品の価値は、楽曲とダンスと、移民という設定への置き換えにあります。

レナード・バーンスタインの楽曲は、どれもいまだに演奏され続けています。ダンスの振付も含めて、舞台の熱がそのまま入っている。

難点は、プエルトリコ系の登場人物の多くを白人俳優が肌の色を変えて演じていることです。この点は現在では明確に批判されており、2021年のリメイクではその点が修正されています。

この作品の良さ

  • レナード・バーンスタインの楽曲
  • 冒頭のダンスによる導入
  • 娯楽の中に移民の問題を入れた構成

当サイトの評価

4.6/5.0

『ロミオとジュリエット』を、移民の街に置き換える。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.3
映像美4.8
音楽5.0
演技4.5
余韻4.5

世間ではどう評価されているか

米アカデミー賞
10冠 作品賞ほか
IMDb
7.5 /10
リメイク
2021年 スピルバーグ監督版

第34回アカデミー賞で作品賞を含む10部門を受賞しました。2021年にはスティーヴン・スピルバーグ監督によるリメイクが作られ、配役の問題が修正されています。

こんな人におすすめ

  • ミュージカルの古典を押さえたい人
  • 楽曲を目当てに観られる人
  • 舞台の映画化に興味がある人

配信を探す

各サービスで「ウエスト・サイド物語」を検索した結果へ移動します。配信の有無はリンク先でご確認ください(配信状況は頻繁に変わるため、当サイトでは配信中かどうかの判定はしていません)。