

バイス
政治風刺として、かなり容赦のない作品です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- アダム・マッケイ
- 出演
- クリスチャン・ベール、エイミー・アダムス、スティーヴ・カレル、サム・ロックウェル
- 製作国
- アメリカ
- 日本公開
- 2019年
- 受賞
- 米アカデミー賞 メイクアップ&ヘアスタイリング賞
- 題材
- ディック・チェイニー
あらすじ(ネタバレなし)
1960年代、ワイオミング。酒に溺れて大学を退学したディック・チェイニーは、妻リンの叱責をきっかけに人生を立て直します。
ワシントンで下働きから始めた彼は、政治の仕組みを学び、着実に地位を上げていきました。
2000年、ブッシュから副大統領への就任を打診されます。彼は権限の拡大を条件に受諾しました。そして、その後の世界が変わっていきます。
ここが見どころ
クリスチャン・ベールの変貌
体重を大幅に増やし、特殊メイクを施しています。俳優の原形がまったく分かりません。
語り口の実験
偽のエンドロール、ナレーター、突然の詩の朗読。形式を壊す手法が多用されます。
権限拡大の説明
「単一執行府論」という法理論が、分かりやすく解説されます。
この映画について:副大統領が、実質の最高権力者になった経緯。
実在の政治家を扱った伝記ですが、徹底して批判的です。擁護する意図はまったくありません。
語り口が実験的で、途中で偽のエンドロールが流れるなどの仕掛けがあります。この悪ふざけを面白いと取るか、うるさいと取るかで評価が変わります。
クリスチャン・ベールの変貌が話題になりましたが、外見以上に、感情をほとんど表に出さない演技が効いています。
一方的な作品であることは間違いありません。史実の解釈にも議論があり、その点は踏まえて観るべきです。
この作品の良さ
- クリスチャン・ベールの変貌と演技
- 形式を壊す語り口
- 法理論の分かりやすい解説
- 権力の仕組みへの視線
当サイトの評価
副大統領が、実質の最高権力者になった経緯。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.8 |
| 映像美 | 3.7 |
| 音楽 | 3.6 |
| 演技 | 4.5 |
| 余韻 | 3.6 |
世間ではどう評価されているか
- 米アカデミー賞
- 受賞 メイクアップ&ヘアスタイリング賞
- 題材
- ディック・チェイニー
- 日本公開
- 2019 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
実在の政治家を題材にした作品で、アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞しました。
一方的な描き方であり、史実の解釈についても議論があります。
こんな人におすすめ
- 政治風刺が好きな人
- アメリカ現代史に関心がある人
- 俳優の変貌を観たい人
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