バイス(2018年・洋画)のイメージ

バイス

3.7/5当サイトの評価(5点満点)

政治風刺として、かなり容赦のない作品です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
アダム・マッケイ
出演
クリスチャン・ベール、エイミー・アダムス、スティーヴ・カレル、サム・ロックウェル
製作国
アメリカ
日本公開
2019年
受賞
米アカデミー賞 メイクアップ&ヘアスタイリング賞
題材
ディック・チェイニー

あらすじ(ネタバレなし)

1960年代、ワイオミング。酒に溺れて大学を退学したディック・チェイニーは、妻リンの叱責をきっかけに人生を立て直します。

ワシントンで下働きから始めた彼は、政治の仕組みを学び、着実に地位を上げていきました。

2000年、ブッシュから副大統領への就任を打診されます。彼は権限の拡大を条件に受諾しました。そして、その後の世界が変わっていきます。

ここが見どころ

クリスチャン・ベールの変貌

体重を大幅に増やし、特殊メイクを施しています。俳優の原形がまったく分かりません。

語り口の実験

偽のエンドロール、ナレーター、突然の詩の朗読。形式を壊す手法が多用されます。

権限拡大の説明

「単一執行府論」という法理論が、分かりやすく解説されます。

この映画について:副大統領が、実質の最高権力者になった経緯。

実在の政治家を扱った伝記ですが、徹底して批判的です。擁護する意図はまったくありません。

語り口が実験的で、途中で偽のエンドロールが流れるなどの仕掛けがあります。この悪ふざけを面白いと取るか、うるさいと取るかで評価が変わります。

クリスチャン・ベールの変貌が話題になりましたが、外見以上に、感情をほとんど表に出さない演技が効いています。

一方的な作品であることは間違いありません。史実の解釈にも議論があり、その点は踏まえて観るべきです。

この作品の良さ

  • クリスチャン・ベールの変貌と演技
  • 形式を壊す語り口
  • 法理論の分かりやすい解説
  • 権力の仕組みへの視線

当サイトの評価

3.7/5.0

副大統領が、実質の最高権力者になった経緯。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.8
映像美3.7
音楽3.6
演技4.5
余韻3.6

世間ではどう評価されているか

米アカデミー賞
受賞 メイクアップ&ヘアスタイリング賞
題材
ディック・チェイニー
日本公開
2019

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

実在の政治家を題材にした作品で、アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞しました。

一方的な描き方であり、史実の解釈についても議論があります。

こんな人におすすめ

  • 政治風刺が好きな人
  • アメリカ現代史に関心がある人
  • 俳優の変貌を観たい人

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