カールじいさんの空飛ぶ家UP
洋画2009年アニメ2000年代ピクサー

カールじいさんの空飛ぶ家

冒頭が有名すぎますが、本編もきちんと面白いです。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
ピート・ドクター
音楽
マイケル・ジアッキーノ
声の出演
エドワード・アズナー、ジョーダン・ナガイ
製作国
アメリカ
上映時間
96分
公開
2009年12月(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

少年カールは、冒険家に憧れる少女エリーと出会い、いつか南米のパラダイス・フォールへ行こうと約束します。二人は結婚し、共に年を重ねますが、旅は先延ばしになり続けます。

妻に先立たれ、一人になったカールの家の周りでは、再開発が進んでいます。立ち退きを迫られた彼は、無数の風船を家に結び、そのまま空へ飛び立ちます。

ところが玄関先には、バッジ集めに熱心な少年ラッセルが乗っていました。

ここが見どころ

冒頭のモンタージュ

台詞なしの約4分で、夫婦の一生を描く。アニメーション史上もっとも有名な無言の場面のひとつです。

ジアッキーノの主題

ワルツ風の主題が、若い頃と老いた後で編曲を変えて何度も戻ってきます。

冒険手帳

終盤、カールがある本を開く場面。冒頭の4分がここで回収されます。

この映画について:冒頭10分で、多くの人が泣く。

この映画の主題は「約束を果たすこと」ではなく、「果たせなかったと思っていた約束が、実はもう果たされていた」ことに気づく話です。終盤の一ページで全部ひっくり返る。

中盤の冒険活劇は、正直やや平凡です。悪役と犬の追跡劇は子ども向けの色が濃い。

それでも冒頭と終盤の強度で十分に押し切ります。96分と短いのも良い。

この作品の良さ

  • 冒頭4分のモンタージュ
  • 音楽の主題の使い方
  • 終盤の回収

当サイトの評価

4.4/5.0

冒頭10分で、多くの人が泣く。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.4
映像美4.5
音楽4.8
演技4.2
余韻4.7

世間ではどう評価されているか

アカデミー賞
2部門 長編アニメ映画賞・作曲賞
IMDb
8.3 /10
記録
作品賞候補 アニメとして史上2作目

第82回アカデミー賞で長編アニメ映画賞と作曲賞を受賞しました。

アニメーション作品として史上2作目に作品賞にノミネートされた作品です(1作目は『美女と野獣』)。

こんな人におすすめ

  • 家族で観たい人
  • 短くて満足感のある映画を探している人
  • ピクサー作品を順に観たい人

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