国宝KOKUHO
海辺へ行く道THE ROAD TO THE SEA
海辺へ行く道
事件は起きません。空気を味わう作品です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 原作
- こうの史代
- 上映時間
- 94分
- 公開
- 2025年
- 形式
- 長編アニメーション
あらすじ(ネタバレなし)
海に面した小さな町。夏休みに入った子どもたちが、それぞれの日常を過ごしています。
自転車で坂を下り、堤防を歩き、駄菓子屋で立ち話をする。誰かが誰かとすれ違い、また離れていきます。
大きな出来事は起こりません。ただ、夏が過ぎていきます。
ここが見どころ
こうの史代の絵
『この世界の片隅に』の作者による原作です。細い線と、生活の細部への視線が共通しています。
群像の構成
主人公が固定されません。視点が人から人へ移っていきます。
海と光
背景美術に力が入っています。物語より風景を見る作品です。
この映画について:海辺の町のひと夏を、少年少女の視点で。
原作は連作短編の形式です。映画版もその構造を保っており、一本の筋を作ろうとしていません。
『この世界の片隅に』のような歴史的な重さはなく、あくまで日常だけが描かれます。
難点は、起伏がないことと、群像のため誰にも深く入り込めないことです。
この作品の良さ
- 原作の絵と視線
- 背景美術
- 群像としての構成
当サイトの評価
4.2/5.0
海辺の町のひと夏を、少年少女の視点で。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.1 |
| 映像美 | 4.7 |
| 音楽 | 4.3 |
| 演技 | 4.2 |
| 余韻 | 4.6 |
世間ではどう評価されているか
- キネマ旬報
- 日本映画8位 2025年
- 原作
- こうの史代 『この世界の片隅に』の作者
- 上映時間
- 94分
第99回キネマ旬報ベスト・テンの日本映画第8位に選ばれました。
原作は『この世界の片隅に』のこうの史代による漫画です。
こんな人におすすめ
- 静かなアニメを探している人
- こうの史代の作品が好きな人
- 夏の映画を観たい人
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