ツリー・オブ・ライフ
途中で寝てしまう人がいます。それでも観る価値はあります。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- テレンス・マリック
- 撮影
- エマニュエル・ルベツキ
- 出演
- ブラッド・ピット、ジェシカ・チャステイン、ショーン・ペン
- 製作国
- アメリカ
- 上映時間
- 139分
- 公開
- 2011年8月(日本)
あらすじ(ネタバレなし)
1950年代、テキサス州ウェイコ。オブライエン家には三人の息子がいます。父は厳格で、子どもたちに規律を求めます。母は対照的に、すべてを受け入れるように接します。
長男ジャックは、父への反発と母への憧れの間で揺れながら育ちます。ある日、この家族に取り返しのつかない出来事が起こります。
現代。建築家として働く中年のジャックは、いまだにその日のことを考え続けています。
ここが見どころ
宇宙の創生パート
本編の途中に約20分、生命誕生の映像が挿入されます。CGを最小限にし、実際の物理現象の撮影で作られました。視覚効果の担当はダグラス・トランブルです。
ルベツキの撮影
自然光と広角レンズによる浮遊するようなカメラ。以降の映画撮影に大きな影響を与えました。
父と子の食卓
厳格な父に支配された家庭の緊張。ブラッド・ピットの役柄としては異色の重さです。
この映画について:1950年代の家族の話に、宇宙の誕生が挿入される。
台詞は少なく、ナレーションはほぼ祈りの言葉です。物語を追う映画ではなく、感覚と記憶を並べていく映画だと理解すると受け止めやすい。
カンヌでパルムドールを受賞した一方、上映中に退席する観客が出たことも報じられました。評価が極端に割れる作品です。
難点は明白で、退屈です。139分のうち、筋が進む時間はごくわずかしかありません。
この作品の良さ
- ルベツキの撮影
- 宇宙パートの映像
- 記憶の質感の再現
当サイトの評価
1950年代の家族の話に、宇宙の誕生が挿入される。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.7 |
| 映像美 | 5.0 |
| 音楽 | 4.7 |
| 演技 | 4.3 |
| 余韻 | 4.5 |
世間ではどう評価されているか
- カンヌ
- パルムドール 2011年
- アカデミー賞
- 3部門 作品賞ほかノミネート
- IMDb
- 6.8 /10
2011年のカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞しました。
アカデミー賞では作品賞、監督賞、撮影賞にノミネートされています。一般観客の評価と批評家の評価が大きく食い違う作品としても知られます。
こんな人におすすめ
- 映像体験を求める人
- 筋のない映画が平気な人
- 撮影技術に興味がある人
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