トレイン・ドリームスTRAIN DREAMS
洋画2025年ドラマ2020年代アメリカ西部

トレイン・ドリームス

静かで、美しく、そして寂しい映画です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
クリント・ベントレー
脚本
ベントレー、グレッグ・クウェダー
原作
デニス・ジョンソン
出演
ジョエル・エドガートン、フェリシティ・ジョーンズ、ウィリアム・H・メイシー
製作国
アメリカ
上映時間
102分
公開
2025年(配信)

あらすじ(ネタバレなし)

20世紀初頭のアメリカ北西部。ロバート・グレイニアは、鉄道の敷設と伐採の現場で働く日雇い労働者です。

彼は妻のグラディスと娘とともに、森の中の小屋で暮らしています。読み書きはほとんどできませんが、日々は穏やかです。

ある年、大規模な山火事が起こります。仕事から戻った彼が見たのは、焼け落ちた谷でした。

ここが見どころ

森の映像

巨木が倒れる音、切り株、煙。アメリカの原生林が失われていく過程が、そのまま記録されています。

ナレーション

三人称の語りが全編に置かれます。小説の文章を、そのまま映画の骨格に使っています。

ジョエル・エドガートンの寡黙さ

台詞は非常に少なく、ほとんどが表情と労働の動作です。

この映画について:20世紀初頭、森で働いた男の一生。事件はほとんど起きない。

原作はデニス・ジョンソンの中編小説です。「歴史に名前が残らない人の一生」を、そのまま一本の映画にしています。

劇的な出来事は起きます。しかしそれも、彼の人生の一部として淡々と流れていきます。この距離感が良い。

難点は、起伏がほとんどなく、退屈に感じる人がいることです。

この作品の良さ

  • 森の映像
  • ナレーションの使い方
  • 無名の一生という主題

当サイトの評価

4.3/5.0

20世紀初頭、森で働いた男の一生。事件はほとんど起きない。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.3
映像美4.8
音楽4.5
演技4.6
余韻4.8

世間ではどう評価されているか

アカデミー賞
ノミネート 作品賞・脚色賞・撮影賞ほか
IMDb
7.4 /10
原作
デニス・ジョンソン 中編小説

第98回アカデミー賞で作品賞、脚色賞、撮影賞、歌曲賞にノミネートされました。

監督のクリント・ベントレーと脚本のグレッグ・クウェダーは、『シンシン SING SING』でも組んでいます。

こんな人におすすめ

  • 静かな映画が好きな人
  • 自然の映像を味わいたい人
  • 起伏がなくても平気な人

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