

止められるか、俺たちを
映画を作る側に憧れたことがある人に、特に効きます。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- 白石和彌
- 出演
- 門脇麦、井浦新、山本浩司、岡部尚
- 製作国
- 日本
- 公開
- 2018年
- 題材
- 若松プロダクションと吉積めぐみ
- 時代設定
- 1969〜1971年
あらすじ(ネタバレなし)
1969年、新宿。何者にもなれずにいた21歳の吉積めぐみは、若松孝二の映画製作所に転がり込みます。
そこは常識の通じない場所でした。徹夜の撮影、罵声、金のない現場。それでも彼女は助監督として働き始めます。
自分も監督になりたい。そう思いながら、めぐみは自分に何ができるのか分からずにいました。時代は激しく動いていました。
ここが見どころ
現場の熱
撮影所の混沌が再現されます。作りたいという衝動だけで人が集まっている状態が伝わります。
門脇麦
何者にもなれない焦りを演じます。周囲の熱に乗り切れないという微妙な位置を成立させています。
白石和彌の出自
監督自身が若松孝二の助監督でした。作り手の個人的な思いが入っています。
この映画について:1970年前後、若松プロダクションで働いた助監督の話。
実在の人物をモデルにした作品です。映画作りの現場を描きながら、主人公はそこで成功しません。
周囲の男たちは奔放に才能を発揮していきます。その中で、彼女だけが自分の作品を作れないまま時間が過ぎる。この落差が主題です。
門脇麦の演技が良い。熱狂の中にいながら、どこか乗り切れていないという状態を保っています。
映画作りへの憧れと、その残酷さの両方が描かれます。結末は史実に沿っており、明るくはありません。
この作品の良さ
- 撮影現場の熱の再現
- 成功しない主人公という設定
- 門脇麦の乗り切れない演技
- 監督自身の出自が反映された題材
当サイトの評価
1970年前後、若松プロダクションで働いた助監督の話。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.7 |
| 映像美 | 3.8 |
| 音楽 | 3.6 |
| 演技 | 4.0 |
| 余韻 | 3.8 |
世間ではどう評価されているか
- 題材
- 若松プロダクション
- 時代設定
- 1969 〜1971年
- 公開
- 2018 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
若松孝二の製作所で助監督を務めた実在の人物をモデルにした作品です。監督の白石和彌自身も同じ現場の出身です。
結末は史実に沿っており、明るいものではありません。
こんな人におすすめ
- 映画作りに興味がある人
- 1970年前後の日本に関心がある人
- 白石和彌の作品を追っている人
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