

東京リベンジャーズ
原作の膨大な話を2時間に収めるという難題に、意外と真っ当に取り組んでいます。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- 英勉
- 原作
- 和久井健『東京卍リベンジャーズ』
- 出演
- 北村匠海、山田裕貴、吉沢亮、今田美桜、間宮祥太朗
- 製作国
- 日本
- 公開
- 2021年
- 興行収入
- 45.0億円
あらすじ(ネタバレなし)
フリーターの花垣武道は、人生のどん底にいました。ニュースで、中学時代に付き合っていた橘日向が暴走族の抗争に巻き込まれて死んだことを知ります。
翌日、駅のホームから突き落とされた武道は、12年前の中学時代へタイムリープします。そこで彼は、日向を救うために過去を変えることを決意しました。
鍵を握るのは、東京卍會という組織と、その総長マイキー。武道は不良たちの世界に飛び込み、変えるべき出来事を探していきます。
ここが見どころ
俳優の再現度
とくに吉沢亮のドラケンと山田裕貴のマイキーは、原作の造形をそのまま持ってきたような佇まいです。実写化における最初の関門を越えています。
喧嘩場面の熱量
大人数での乱闘が中心で、様式化されていません。泥臭く、痛そうに撮られています。
情けない主人公
武道は弱く、すぐ泣き、それでも立ち向かう。強くならないまま話が進むという主人公像が、この作品の特徴です。
この映画について:タイムリープして、不良の抗争をやり直す。
原作は長大な漫画で、映画1本に収めるのは無理があります。本作は最初のタイムリープと1つの抗争に絞ることで、破綻を避けました。この判断は妥当でした。
タイムリープものとしての理屈は緩く、なぜ戻れるのかはほぼ説明されません。設定の整合より、感情の推進力を優先している。
俳優陣の見た目の再現は成功しています。一方で、キャラクターの数が多いため、それぞれの背景は薄い。原作既読者向けの部分が多く残ります。
興行的には大きな成功を収め、続編も作られました。実写化としては、成功例に数えていい部類だと思います。
この作品の良さ
- 俳優陣の造形の再現度
- 1つの抗争に絞った構成
- 様式化されない喧嘩場面
- 強くならない主人公という設定
当サイトの評価
タイムリープして、不良の抗争をやり直す。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.4 |
| 映像美 | 3.8 |
| 音楽 | 3.8 |
| 演技 | 3.8 |
| 余韻 | 3.5 |
世間ではどう評価されているか
- 興行収入
- 45.0 億円
- 原作
- 和久井健 の漫画
- 公開
- 2021 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
和久井健の漫画『東京卍リベンジャーズ』の実写映画化で、興行収入45.0億円を記録しました。
本作の成功により続編『血のハロウィン編』が2部作で製作されました。
こんな人におすすめ
- 原作漫画を読んでいる人
- 不良ものが好きな人
- タイムリープものの理屈を気にしない人
配信を探す
各サービスで「東京リベンジャーズ」を検索した結果へ移動します。配信の有無はリンク先でご確認ください(配信状況は頻繁に変わるため、当サイトでは配信中かどうかの判定はしていません)。

