TENET テネット
分からないまま観ても大丈夫です。作品自体がそう言っています。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- クリストファー・ノーラン
- 音楽
- ルドウィグ・ゴランソン
- 出演
- ジョン・デヴィッド・ワシントン、ロバート・パティンソン、エリザベス・デビッキ
- 製作国
- アメリカ・イギリス
- 上映時間
- 150分
- 公開
- 2020年9月(日本)
あらすじ(ネタバレなし)
キエフのオペラハウスで起きたテロ事件。潜入していたCIA工作員の「名もなき男」は、任務の後に「テネット」という組織に迎えられます。
彼が知らされるのは、未来から送られてくる「逆行する物体」の存在でした。時間を逆に進む弾丸は、撃たれた場所から銃へ戻っていきます。
この技術を手にしたロシアの武器商人セイターが、世界を終わらせようとしています。男は相棒のニールとともに、時間の両方向を使った作戦に挑みます。
ここが見どころ
逆行アクション
順行と逆行の人物が同じ場所で戦います。俳優は逆再生を前提にした動きを訓練しており、CGに頼らない撮影が多く行われました。
オスロ空港
実物の飛行機を建物に衝突させた場面。CGより安上がりだったと監督が語っています。
ゴランソンの音楽
逆再生した音を組み込んだスコア。作品の構造と一致しています。
この映画について:時間の流れが逆行する。一度観ただけでは分からない。
台詞の音量が意図的に下げられており、説明が聞き取りにくいという批判が世界的に起きました。ノーラン自身は「理解するな、感じろ」という作中の台詞どおりの意図だと説明しています。
アクションの設計は驚異的です。一方で、人物への感情移入はほとんど設計されていません。
難点は明白で、分かりにくいこと。娯楽作としての親切さは放棄されています。
この作品の良さ
- 逆行アクションの設計
- 実物を使った撮影
- 音楽と構造の一致
当サイトの評価
時間の流れが逆行する。一度観ただけでは分からない。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.6 |
| 映像美 | 4.5 |
| 音楽 | 4.4 |
| 演技 | 4.2 |
| 余韻 | 3.9 |
世間ではどう評価されているか
- アカデミー賞
- 視覚効果賞 2021年
- IMDb
- 7.3 /10
- 公開
- コロナ禍 劇場公開の時期が影響
第93回アカデミー賞で視覚効果賞を受賞しました。
新型コロナウイルスの影響下での公開となり、興行成績は当初の想定を下回りました。
こんな人におすすめ
- 映像とアクションを楽しみたい人
- 分からなくても平気な人
- ノーラン作品を追いたい人
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