からかい上手の高木さん(2024年・邦画)のイメージ

からかい上手の高木さん

3.5/5当サイトの評価(5点満点)

原作の実写化としては、かなり思い切った作りです。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
今泉力哉
原作
山本崇一朗『からかい上手の高木さん』
出演
永野芽郁、高橋文哉
製作国
日本
公開
2024年
舞台
香川県・小豆島

あらすじ(ネタバレなし)

中学生だった西片と高木さんは、いつもからかい合っていました。あれから10年が経っています。

教師となった西片は、地元の中学校に赴任しました。そこには、同じく教師になった高木さんがいます。

大人になった二人は、当時のようには振る舞えません。生徒たちの初恋を見守りながら、自分たちの距離をどうするかを持て余していきます。

ここが見どころ

10年後という設定

原作の中学時代をそのまま映像化していません。大人になった二人を描くという選択が、この企画の要です。

小豆島の風景

原作の舞台とされる島でロケが行われています。海と坂道が全編に映ります。

今泉力哉の演出

恋愛映画を撮り続けてきた監督らしく、言いかけて言わない間の作り方が丁寧です。

この映画について:10年後。二人は同じ学校に、教師として戻ってきた。

人気漫画の実写化ですが、原作の場面をなぞる作りにはしていません。10年後を舞台にしたのは大きな判断です。

この選択は成功していると思います。中学生の掛け合いをそのまま実写にすれば、必ず無理が出ます。大人になったからこそ素直になれない、という話に変換したのが上手い。

今泉力哉の演出は、間を長く取り、感情を言葉にさせません。原作の呼吸とも噛み合っています。

一方、原作の掛け合いを期待した人には物足りないはずです。からかいの応酬より、踏み出せない大人の話になっています。

この作品の良さ

  • 10年後を舞台にした翻案
  • 小豆島の風景
  • 今泉力哉による間の演出
  • 実写化の無理を回避した設計

当サイトの評価

3.5/5.0

10年後。二人は同じ学校に、教師として戻ってきた。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.4
映像美3.7
音楽3.7
演技3.7
余韻3.6

世間ではどう評価されているか

原作
山本崇一朗 の漫画
舞台
香川県 ・小豆島
公開
2024

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

山本崇一朗の漫画を原作とする実写映画です。原作の中学時代ではなく、10年後を舞台にしています。

原作の掛け合いを期待した観客からは、物足りないという声もありました。

こんな人におすすめ

  • 原作漫画を読んだ人
  • 今泉力哉の恋愛映画が好きな人
  • 静かな恋愛ものを探している人

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