

からかい上手の高木さん
原作の実写化としては、かなり思い切った作りです。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- 今泉力哉
- 原作
- 山本崇一朗『からかい上手の高木さん』
- 出演
- 永野芽郁、高橋文哉
- 製作国
- 日本
- 公開
- 2024年
- 舞台
- 香川県・小豆島
あらすじ(ネタバレなし)
中学生だった西片と高木さんは、いつもからかい合っていました。あれから10年が経っています。
教師となった西片は、地元の中学校に赴任しました。そこには、同じく教師になった高木さんがいます。
大人になった二人は、当時のようには振る舞えません。生徒たちの初恋を見守りながら、自分たちの距離をどうするかを持て余していきます。
ここが見どころ
10年後という設定
原作の中学時代をそのまま映像化していません。大人になった二人を描くという選択が、この企画の要です。
小豆島の風景
原作の舞台とされる島でロケが行われています。海と坂道が全編に映ります。
今泉力哉の演出
恋愛映画を撮り続けてきた監督らしく、言いかけて言わない間の作り方が丁寧です。
この映画について:10年後。二人は同じ学校に、教師として戻ってきた。
人気漫画の実写化ですが、原作の場面をなぞる作りにはしていません。10年後を舞台にしたのは大きな判断です。
この選択は成功していると思います。中学生の掛け合いをそのまま実写にすれば、必ず無理が出ます。大人になったからこそ素直になれない、という話に変換したのが上手い。
今泉力哉の演出は、間を長く取り、感情を言葉にさせません。原作の呼吸とも噛み合っています。
一方、原作の掛け合いを期待した人には物足りないはずです。からかいの応酬より、踏み出せない大人の話になっています。
この作品の良さ
- 10年後を舞台にした翻案
- 小豆島の風景
- 今泉力哉による間の演出
- 実写化の無理を回避した設計
当サイトの評価
10年後。二人は同じ学校に、教師として戻ってきた。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.4 |
| 映像美 | 3.7 |
| 音楽 | 3.7 |
| 演技 | 3.7 |
| 余韻 | 3.6 |
世間ではどう評価されているか
- 原作
- 山本崇一朗 の漫画
- 舞台
- 香川県 ・小豆島
- 公開
- 2024 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
山本崇一朗の漫画を原作とする実写映画です。原作の中学時代ではなく、10年後を舞台にしています。
原作の掛け合いを期待した観客からは、物足りないという声もありました。
こんな人におすすめ
- 原作漫画を読んだ人
- 今泉力哉の恋愛映画が好きな人
- 静かな恋愛ものを探している人
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