スマッシング・マシーン(2025年・洋画)のイメージ
洋画2025年ドラマアメリカ

スマッシング・マシーン

4.0/5当サイトの評価(5点満点)

格闘技映画ではなく、依存と共依存の話です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
ベニー・サフディ
出演
ドウェイン・ジョンソン、エミリー・ブラント
製作国
アメリカ
日本公開
2025年
題材
格闘家マーク・カー
ジャンル
伝記/ドラマ

あらすじ(ネタバレなし)

1990年代後半。総合格闘技がまだ制度として整っていなかった時代、マーク・カーは圧倒的な強さで勝ち続けていました。

しかし試合の傷と減量の負担から、彼は鎮痛剤に依存していきます。日常生活にも支障が出始めました。

恋人のドーンとの関係も、支え合いと消耗のあいだで揺れます。日本での試合を控え、彼は自分の限界と向き合うことになります。

ここが見どころ

ドウェイン・ジョンソンの転換

特殊メイクで外見を変え、無敵のスターという自身の像を完全に捨てています。この俳優のこれまでの仕事とは別物です。

共依存の描写

恋人との関係が、支えにも毒にもなります。どちらが悪いとも言えない関係が丁寧に描かれます。

試合の撮り方

格闘の場面は盛り上げられません。淡々と、痛そうに撮られるだけです。

この映画について:総合格闘技の草創期を生きた男の、勝敗以外の部分。

格闘技を題材にしながら、勝敗のカタルシスをほとんど用意していません。描かれるのは、その周辺で壊れていくものです。

ドウェイン・ジョンソンの演技が話題になりました。強さを演じるのではなく、強さに依存した人間の弱さを演じている。

エミリー・ブラントとの関係の描写が優れています。愛情と依存が区別できない状態が、具体的な場面の積み重ねで示されます。

娯楽性は低く、盛り上がりもありません。格闘技映画を期待すると肩透かしを食います。

この作品の良さ

  • ドウェイン・ジョンソンの転換
  • 共依存を丁寧に描いた関係
  • 盛り上げない試合の撮り方
  • 勝敗以外の部分に絞った構成

当サイトの評価

4.0/5.0

総合格闘技の草創期を生きた男の、勝敗以外の部分。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.9
映像美4.1
音楽3.9
演技4.5
余韻4.1

世間ではどう評価されているか

題材
マーク・カー (実在の格闘家)
監督
ベニー・サフディ
日本公開
2025

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

実在の総合格闘家マーク・カーを描いた伝記映画です。

ドウェイン・ジョンソンの演技への評価が高い一方、娯楽性の低さから興行成績は振るいませんでした。

こんな人におすすめ

  • 格闘技の歴史に関心がある人
  • 依存を扱った作品に耐えられる人
  • 俳優の転換を目当てに観る人

配信を探す

各サービスで「スマッシング・マシーン」を検索した結果へ移動します。配信の有無はリンク先でご確認ください(配信状況は頻繁に変わるため、当サイトでは配信中かどうかの判定はしていません)。