シング・ストリートSING STREET
洋画2016年青春2010年代アイルランド

シング・ストリート 未来へのうた

落ち込んでいるときに効く映画です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
ジョン・カーニー
出演
フェルディア・ウォルシュ=ピーロ、ルーシー・ボーイントン、ジャック・レイナー
製作国
アイルランド・イギリス・アメリカ
上映時間
106分
公開
2016年7月(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

1985年、ダブリン。父の失業により、コナーは学費の安いカトリック系の公立校に転校させられます。校則は厳しく、いじめもあります。

校門の向かいに立っていた年上の少女ラフィーナに、彼は思わず「バンドをやっている。ミュージックビデオに出ないか」と声をかけます。バンドは存在しません。

慌てて仲間を集めた彼は、本当に曲を作り始めます。教えてくれるのは、大学を中退して家にこもっている兄でした。

ここが見どころ

書き下ろしの楽曲

劇中曲はすべてこの映画のために作られています。「下手だった曲がだんだん良くなる」という過程まで曲で示します。

体育館の空想シーン

地味な学校のダンスパーティーが、頭の中では豪華なミュージックビデオになる一連。

兄という存在

夢を諦めた兄が、弟に音楽を教える。この関係が作品の芯です。

この映画について:女の子の気を引くために、バンドを組んだと嘘をつく。

青春映画として非常に素直な作りですが、「夢を諦めた側の人間」を丁寧に描いているところが優れています。兄の台詞がいちばん重い。

1980年代の音楽が好きな人には、細かい参照も楽しめます。バンドの音がデュラン・デュランからザ・キュアーへと変わっていく過程が面白い。

難点は、終盤の展開が現実的でないこと。そこを許せるかどうかです。

この作品の良さ

  • 書き下ろし楽曲の質
  • 兄という存在の描き方
  • 1980年代の音楽への参照

当サイトの評価

4.3/5.0

女の子の気を引くために、バンドを組んだと嘘をつく。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.2
映像美4.1
音楽4.9
演技4.2
余韻4.5

世間ではどう評価されているか

受賞
各映画祭 観客賞など
IMDb
7.9 /10
監督
ジョン・カーニー 『ONCE』の監督

各国の映画祭で観客賞を多数受賞しました。

『ONCE ダブリンの街角で』『はじまりのうた』に続く、ジョン・カーニー監督の音楽映画です。

こんな人におすすめ

  • 元気の出る映画を探している人
  • 1980年代の音楽が好きな人
  • 青春映画が好きな人

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