小学校 〜それは小さな社会〜(2024年・邦画)のイメージ
邦画2024年ドラマドキュメンタリー日本

小学校 〜それは小さな社会〜

4.1/5当サイトの評価(5点満点)

自分が受けた教育を、外から見せられる体験になります。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
山崎エマ
製作国
日本・アメリカ・フィンランド・フランス
公開
2024年
題材
東京の公立小学校の一年間
ジャンル
ドキュメンタリー
上映時間
99分

あらすじ(ネタバレなし)

東京の公立小学校。入学したばかりの1年生と、最上級生である6年生の一年間が並行して追われます。

掃除、給食の配膳、朝の会、運動会の練習。日本の小学校では当然とされている活動が、丁寧に記録されていきます。

うまくできない子ども、厳しく指導する教師、うまくいかない集団行動。理想化されない現場が、そのまま映されます。

ここが見どころ

外からの視点

監督は日本とイギリスの両方で教育を受けています。当たり前とされていることを、当たり前として撮らない視点が全編にあります。

教師の疲弊

子どもだけでなく、教員の負担も映されます。この仕組みが誰の労働で成り立っているかが見えてきます。

一年という単位

入学から卒業まで。子どもが変わっていく過程が、実際の時間として記録されています。

この映画について:掃除も給食も当番も、全部子どもがやる。

日本の学校教育を、賛美も批判もせずに記録した作品です。掃除当番も集団行動も、良し悪しの判断を加えずに映されます。

その中立さが効いています。協調性を育てる仕組みであると同時に、はみ出す子を追い詰める仕組みでもある。両方が同じ画面に映っています。

海外で先に評価されたことも示唆的です。日本人にとっては当たり前の光景が、外から見ると特異なものとして映る。自分の受けた教育を相対化させられます。

教師の負担についても、はっきりと示されます。この点は現在の教育をめぐる議論と直結します。

この作品の良さ

  • 賛美も批判もしない記録の姿勢
  • 当たり前を疑う外からの視点
  • 教員の負担まで映した視野
  • 一年間という実時間の記録

当サイトの評価

4.1/5.0

掃除も給食も当番も、全部子どもがやる。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.0
映像美4.0
音楽3.8
演技4.0
余韻4.3

世間ではどう評価されているか

上映時間
99
題材
公立小学校 の一年間
公開
2024

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

東京の公立小学校の一年間を記録したドキュメンタリーです。日本と海外の共同製作で、国際映画祭で先に評価されました。

日本の学校教育を賛美も批判もせずに記録した点が特徴です。

こんな人におすすめ

  • 日本の教育について考えたい人
  • 子育て中の人
  • ドキュメンタリーが好きな人

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