

屍人荘の殺人
設定を受け入れられるかどうかで、評価が決まります。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- 木村ひさし
- 原作
- 今村昌弘『屍人荘の殺人』
- 出演
- 神木隆之介、浜辺美波、中村倫也
- 製作国
- 日本
- 公開
- 2019年
- 上映時間
- 109分
あらすじ(ネタバレなし)
大学のミステリ愛好会に所属する葉村は、探偵気取りの明智とともに、映画研究部の合宿に参加します。
同行するのは、学内で有名な「名探偵」剣崎比留子。彼女には、この合宿に来た別の目的がありました。
しかし合宿先のペンションで、想定外の事態が発生します。外に出られなくなった建物の中で、連続殺人が始まりました。
ここが見どころ
閉じ込め方
外に出られない理由が、極めて特殊です。この設定が本作最大の特徴で、ここで好みが分かれます。
本格としての骨格
特殊な状況を使いながら、推理は論理的に組まれています。
神木隆之介と浜辺美波
二人の掛け合いが、重くなりすぎるのを防いでいます。
この映画について:クローズドサークルを作る方法が、あまりに強引。
本格ミステリですが、クローズドサークルを作る方法が極めて特殊です。ここで拒否反応を示す人はいるでしょう。
しかし推理そのものは論理的です。特殊な状況が、そのまま推理の条件になっているという設計が優れています。
映像化としては、原作の勢いを保っています。ただ、原作の緻密さは削られており、伏線の一部が処理しきれていません。
俳優陣は軽快で、テンポも良い。設定を受け入れられれば、素直に楽しめる作品です。
この作品の良さ
- 特殊なクローズドサークルの設定
- 状況を推理の条件にした設計
- 主演二人の掛け合い
- 109分のテンポ
当サイトの評価
クローズドサークルを作る方法が、あまりに強引。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.6 |
| 映像美 | 3.5 |
| 音楽 | 3.4 |
| 演技 | 3.6 |
| 余韻 | 3.4 |
世間ではどう評価されているか
- 原作
- 今村昌弘 の小説
- 上映時間
- 109 分
- 公開
- 2019 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
今村昌弘の小説を原作とする作品です。原作は各種のミステリランキングで高く評価されました。
原作の伏線の一部が処理しきれていないという指摘があります。
こんな人におすすめ
- 本格ミステリが好きな人
- 変わった設定を楽しめる人
- 原作小説を読んだ人
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