

シャン・チー/テン・リングスの伝説
アクションの質という一点で、MCUの中でも上位に入ります。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・共同脚本
- デスティン・ダニエル・クレットン
- 出演
- シム・リウ、オークワフィナ、トニー・レオン、ミシェル・ヨー
- 製作国
- アメリカ
- 日本公開
- 2021年
- シリーズ
- マーベル・シネマティック・ユニバース
- 受賞
- 米アカデミー賞 視覚効果賞ノミネート
あらすじ(ネタバレなし)
サンフランシスコでホテルの駐車係として働くショーンは、友人のケイティと気楽な毎日を送っていました。
ある日、バスの中で襲撃を受けます。彼が繰り出した体術に、ケイティは目を疑いました。彼の本名はシャン・チー。国際的な犯罪組織を率いる男の息子でした。
父が持つ十の指輪には、途方もない力があります。母の死をめぐる過去と向き合うため、彼は逃げてきた場所へ戻ることになります。
ここが見どころ
バスと足場の格闘
序盤のバス内と、中盤の高層ビルの足場。香港映画の身体的なアクションをそのまま持ち込んだ設計で、CGに頼りすぎていません。
トニー・レオン
悪役でありながら、動機が一貫して個人的です。世界征服ではなく、亡き妻を求めている。この配役なしには成立しませんでした。
アジア系が主役という位置
マーベルとして初めて、アジア系の俳優を主役に据えた作品です。制作陣にもアジア系が多く起用されています。
この映画について:マーベル初の、アジア系が主役のヒーロー映画。
MCUの作品としては珍しく、アクションの質そのものが売りになっています。前半の格闘は身体の動きが見え、編集も細かく切りすぎていません。
物語は父と子の話に集約されており、シリーズの他作品を知らなくても入れます。単体で完結しているのは大きな利点です。
難点は終盤で、巨大な生物同士の戦いになった途端に画面が平板になります。前半の良さがCGの物量に飲まれるのは、この時期のMCUに共通する問題です。
トニー・レオンとミシェル・ヨーという配役が、作品の格を引き上げています。特にトニー・レオンは、少ない台詞で人物の来歴を背負っています。
この作品の良さ
- 香港映画的な身体のアクション
- トニー・レオンによる悪役の造形
- 単体で完結する物語
- アジア系を主役に据えた作品づくり
当サイトの評価
マーベル初の、アジア系が主役のヒーロー映画。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.6 |
| 映像美 | 4.2 |
| 音楽 | 3.9 |
| 演技 | 3.8 |
| 余韻 | 3.6 |
世間ではどう評価されているか
- 米アカデミー賞
- ノミネート 視覚効果賞
- シリーズ
- MCU
- 日本公開
- 2021 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
マーベル・シネマティック・ユニバースで初めてアジア系の俳優を主役に据えた作品です。アカデミー賞視覚効果賞にノミネートされました。
前半の格闘描写への評価が高い一方、終盤のCG主体の展開には物足りなさも指摘されています。
こんな人におすすめ
- 格闘アクションが好きな人
- MCUを単体作品から観たい人
- トニー・レオンの出演作を追っている人
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