シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年・洋画)のイメージ

シャン・チー/テン・リングスの伝説

3.8/5当サイトの評価(5点満点)

アクションの質という一点で、MCUの中でも上位に入ります。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・共同脚本
デスティン・ダニエル・クレットン
出演
シム・リウ、オークワフィナ、トニー・レオン、ミシェル・ヨー
製作国
アメリカ
日本公開
2021年
シリーズ
マーベル・シネマティック・ユニバース
受賞
米アカデミー賞 視覚効果賞ノミネート

あらすじ(ネタバレなし)

サンフランシスコでホテルの駐車係として働くショーンは、友人のケイティと気楽な毎日を送っていました。

ある日、バスの中で襲撃を受けます。彼が繰り出した体術に、ケイティは目を疑いました。彼の本名はシャン・チー。国際的な犯罪組織を率いる男の息子でした。

父が持つ十の指輪には、途方もない力があります。母の死をめぐる過去と向き合うため、彼は逃げてきた場所へ戻ることになります。

ここが見どころ

バスと足場の格闘

序盤のバス内と、中盤の高層ビルの足場。香港映画の身体的なアクションをそのまま持ち込んだ設計で、CGに頼りすぎていません。

トニー・レオン

悪役でありながら、動機が一貫して個人的です。世界征服ではなく、亡き妻を求めている。この配役なしには成立しませんでした。

アジア系が主役という位置

マーベルとして初めて、アジア系の俳優を主役に据えた作品です。制作陣にもアジア系が多く起用されています。

この映画について:マーベル初の、アジア系が主役のヒーロー映画。

MCUの作品としては珍しく、アクションの質そのものが売りになっています。前半の格闘は身体の動きが見え、編集も細かく切りすぎていません。

物語は父と子の話に集約されており、シリーズの他作品を知らなくても入れます。単体で完結しているのは大きな利点です。

難点は終盤で、巨大な生物同士の戦いになった途端に画面が平板になります。前半の良さがCGの物量に飲まれるのは、この時期のMCUに共通する問題です。

トニー・レオンとミシェル・ヨーという配役が、作品の格を引き上げています。特にトニー・レオンは、少ない台詞で人物の来歴を背負っています。

この作品の良さ

  • 香港映画的な身体のアクション
  • トニー・レオンによる悪役の造形
  • 単体で完結する物語
  • アジア系を主役に据えた作品づくり

当サイトの評価

3.8/5.0

マーベル初の、アジア系が主役のヒーロー映画。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.6
映像美4.2
音楽3.9
演技3.8
余韻3.6

世間ではどう評価されているか

米アカデミー賞
ノミネート 視覚効果賞
シリーズ
MCU
日本公開
2021

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

マーベル・シネマティック・ユニバースで初めてアジア系の俳優を主役に据えた作品です。アカデミー賞視覚効果賞にノミネートされました。

前半の格闘描写への評価が高い一方、終盤のCG主体の展開には物足りなさも指摘されています。

こんな人におすすめ

  • 格闘アクションが好きな人
  • MCUを単体作品から観たい人
  • トニー・レオンの出演作を追っている人

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