世界の終わりから(2023年・邦画)のイメージ

世界の終わりから

3.6/5当サイトの評価(5点満点)

欠点は多いのですが、何かを言おうとしていることは伝わります。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
紀里谷和明
出演
伊東蒼、毎熊克哉、朝比奈彩、又吉直樹、北村一輝
製作国
日本
公開
2023年
ジャンル
SF/ファンタジー

あらすじ(ネタバレなし)

高校生のハナは、両親を亡くし、叔母の家で肩身の狭い思いをしながら暮らしています。学校でも孤立していました。

ある日、政府の関係者を名乗る人物が現れます。彼女の見る夢が、世界の滅亡を回避する鍵になるというのです。

信じられないまま、彼女は夢の世界へ潜っていきます。そこで見たものは、彼女自身の過去と結びついていました。

ここが見どころ

伊東蒼の存在感

無表情で、感情を出さない少女を演じます。この配役が作品を支えています。

映像の作り込み

監督が映像出身であるため、画面設計には見るべきものがあります。夢の世界の描写が特徴的です。

主張の明確さ

終盤で作り手の言いたいことが直接的に語られます。説教くさいと感じるかどうかで評価が変わります。

この映画について:女子高生一人に、世界の存続がかかっている。

荒削りな作品です。説明的な台詞が多く、設定の辻褄にも甘い部分があります。

それでも、作り手が何かを言おうとしていることは伝わります。生きる意味をめぐる問いが正面から置かれ、逃げていません。直球すぎるのが弱点でもあり、持ち味でもある。

伊東蒼が良い。この俳優が終始画面にいることで、散らかった作品に軸が通っています。

監督が引退作と位置づけて公開したことでも話題になりました。完成度で評価すると厳しいですが、真剣さは本物です。

この作品の良さ

  • 伊東蒼の存在感
  • 夢の世界の映像設計
  • 問いを直接的に置いた姿勢
  • 逃げのない作り

当サイトの評価

3.6/5.0

女子高生一人に、世界の存続がかかっている。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.5
映像美3.9
音楽3.7
演技3.8
余韻3.6

世間ではどう評価されているか

監督
紀里谷和明
主演
伊東蒼
公開
2023

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

紀里谷和明が監督・脚本を務めた作品で、公開時に監督引退作と位置づけられ話題になりました。

説明的な台詞や設定の粗さが指摘される一方、主演の演技と作り手の真剣さは評価されています。

こんな人におすすめ

  • 粗さを許容できる人
  • 生きる意味を扱った作品に関心がある人
  • 伊東蒼の出演作を追っている人

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