

世界の終わりから
欠点は多いのですが、何かを言おうとしていることは伝わります。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- 紀里谷和明
- 出演
- 伊東蒼、毎熊克哉、朝比奈彩、又吉直樹、北村一輝
- 製作国
- 日本
- 公開
- 2023年
- ジャンル
- SF/ファンタジー
あらすじ(ネタバレなし)
高校生のハナは、両親を亡くし、叔母の家で肩身の狭い思いをしながら暮らしています。学校でも孤立していました。
ある日、政府の関係者を名乗る人物が現れます。彼女の見る夢が、世界の滅亡を回避する鍵になるというのです。
信じられないまま、彼女は夢の世界へ潜っていきます。そこで見たものは、彼女自身の過去と結びついていました。
ここが見どころ
伊東蒼の存在感
無表情で、感情を出さない少女を演じます。この配役が作品を支えています。
映像の作り込み
監督が映像出身であるため、画面設計には見るべきものがあります。夢の世界の描写が特徴的です。
主張の明確さ
終盤で作り手の言いたいことが直接的に語られます。説教くさいと感じるかどうかで評価が変わります。
この映画について:女子高生一人に、世界の存続がかかっている。
荒削りな作品です。説明的な台詞が多く、設定の辻褄にも甘い部分があります。
それでも、作り手が何かを言おうとしていることは伝わります。生きる意味をめぐる問いが正面から置かれ、逃げていません。直球すぎるのが弱点でもあり、持ち味でもある。
伊東蒼が良い。この俳優が終始画面にいることで、散らかった作品に軸が通っています。
監督が引退作と位置づけて公開したことでも話題になりました。完成度で評価すると厳しいですが、真剣さは本物です。
この作品の良さ
- 伊東蒼の存在感
- 夢の世界の映像設計
- 問いを直接的に置いた姿勢
- 逃げのない作り
当サイトの評価
女子高生一人に、世界の存続がかかっている。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.5 |
| 映像美 | 3.9 |
| 音楽 | 3.7 |
| 演技 | 3.8 |
| 余韻 | 3.6 |
世間ではどう評価されているか
- 監督
- 紀里谷和明
- 主演
- 伊東蒼
- 公開
- 2023 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
紀里谷和明が監督・脚本を務めた作品で、公開時に監督引退作と位置づけられ話題になりました。
説明的な台詞や設定の粗さが指摘される一方、主演の演技と作り手の真剣さは評価されています。
こんな人におすすめ
- 粗さを許容できる人
- 生きる意味を扱った作品に関心がある人
- 伊東蒼の出演作を追っている人
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