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形式が主題と一致している、稀な成功例です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・共同脚本
- アニーシュ・チャガンティ
- 出演
- ジョン・チョー、デブラ・メッシング、ミシェル・ラー
- 上映時間
- 102分
- 製作国
- アメリカ
- 日本公開
- 2018年
- 形式
- 全編がパソコンやスマートフォンの画面
あらすじ(ネタバレなし)
妻を病気で亡くしたデビッドは、高校生の娘マーゴットと二人で暮らしています。会話は減っていましたが、問題はないと思っていました。
ある夜、娘から3件の不在着信がありました。翌朝から、彼女とは連絡が取れなくなります。
警察の捜査は進みません。デビッドは娘のパソコンにログインし、SNSやメッセージの履歴を辿り始めます。そこには、彼の知らない娘がいました。
ここが見どころ
画面だけの構成
全編がパソコンやスマホの画面です。カーソルの動き、打っては消す文章で感情が示されます。
冒頭の数分
家族の歴史が、画面の操作だけで語られます。台詞なしで妻の死までを見せる導入が見事です。
形式と主題の一致
「ネット上の情報から人を知る」という主題が、形式そのものになっています。
この映画について:全編、パソコンの画面だけで進む。
全編がパソコン画面という制約の中で作られています。企画ものに見えて、形式が主題と完全に一致しています。
父は娘のことを何も知らなかった。その事実が、履歴やメッセージという形で突きつけられます。これは画面を追うという形式でしか描けません。
冒頭の数分が特に良い。フォルダの整理と写真の日付だけで、一つの家族の歴史と喪失を語ります。
ミステリとしての仕掛けも機能しています。終盤の展開はやや詰め込みすぎですが、形式の達成がそれを補っています。
この作品の良さ
- 画面だけで構成する形式
- 台詞なしの冒頭
- 形式と主題の一致
- カーソルの動きで感情を示す演出
当サイトの評価
全編、パソコンの画面だけで進む。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.2 |
| 映像美 | 3.9 |
| 音楽 | 3.7 |
| 演技 | 4.1 |
| 余韻 | 4.0 |
世間ではどう評価されているか
- 上映時間
- 102 分
- 形式
- 画面 のみで構成
- 日本公開
- 2018 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
全編がパソコンやスマートフォンの画面のみで構成された作品です。
終盤の展開が詰め込みすぎだという指摘もありますが、形式の達成は高く評価されています。
こんな人におすすめ
- 変わった形式の映画が好きな人
- ミステリが好きな人
- SNSを使っている人
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