MOUNTAIN
SAYURIMEMOIRS OF A GEISHA
SAYURI
美しい映画であることと、正確な映画であることは別だ、という例として観ています。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- ロブ・マーシャル
- 出演
- チャン・ツィイー、渡辺謙、ミシェル・ヨー、コン・リー、役所広司
- 音楽
- ジョン・ウィリアムズ
- 製作国
- アメリカ
- 上映時間
- 145分
- 公開
- 2005年
あらすじ(ネタバレなし)
1929年。貧しい漁村の少女千代は、姉とともに売られ、京都の置屋へ送られます。
置屋では、売れっ子芸妓の初桃が新参者を執拗に潰しにかかります。逃げ場のない日々でした。
ある日、橋の上で見知らぬ紳士に優しくされたことが、千代の中に一つの目標を作ります。
ここが見どころ
美術と衣装
置屋、花街、舞台。細部まで作り込まれた画は、それ自体が見どころです。
ジョン・ウィリアムズの音楽
ヨーヨー・マのチェロ、イツァーク・パールマンのヴァイオリンを迎えた主題が全編を貫きます。
コン・リーの初桃
悪役でありながら、追い詰められた人間として描かれています。演技として最も強い。
この映画について:売られた少女が、置屋の階段を上っていく。
映像の完成度は極めて高い一方、日本の描写は現実の花街とは異なります。着物の着方も所作も、様式化されています。
主要な日本人役の多くを中国出身の俳優が演じたことは、公開当時から議論になりました。
実在の芸妓の証言をもとにした原作をめぐっても、訴訟を含む論争がありました。ここは作品の外側の話ですが、無視はできません。
この作品の良さ
- 美術と衣装の完成度
- 音楽
- コン・リーの演技
当サイトの評価
3.8/5.0
売られた少女が、置屋の階段を上っていく。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.6 |
| 映像美 | 4.6 |
| 音楽 | 4.5 |
| 演技 | 4.3 |
| 余韻 | 3.8 |
世間ではどう評価されているか
- IMDb
- 7.3 /10
- 上映時間
- 145 分
- 受賞
- アカデミー賞 3部門受賞
第78回アカデミー賞で撮影賞・美術賞・衣装デザイン賞の3部門を受賞しました。
アーサー・ゴールデンの小説『さゆり』が原作です。日本の描写については公開当時から賛否がありました。
こんな人におすすめ
- 映像美で映画を選ぶ人
- ジョン・ウィリアムズの音楽が好きな人
- 外から見た日本像に関心がある人
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