

貞子vs伽椰子
怖さを求める作品ではありません。企画を楽しむ映画です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- 白石晃士
- 出演
- 山本美月、玉城ティナ、佐津川愛美、甲斐翔真
- 製作国
- 日本
- 公開
- 2016年
- シリーズ
- 『リング』と『呪怨』の共演企画
- ジャンル
- ホラー
あらすじ(ネタバレなし)
大学生の有里は、講義で聞いた「観ると2日で死ぬビデオ」の噂を確かめようとします。中古のデッキから、そのビデオが出てきました。
同じ頃、女子高生の鈴花は、隣家に越してきたことで別の呪いに巻き込まれます。誰も生きて出られない家でした。
二つの呪いに追われた二人の前に、霊媒師が現れます。彼が提案したのは、貞子と伽椰子を対決させて共倒れにするという方法でした。
ここが見どころ
企画の割り切り
二つのシリーズを戦わせるという企画です。真面目にやりすぎず、かといって茶化しすぎない配分が保たれています。
霊媒師の造形
自信満々で登場する霊媒師と少女の組み合わせが可笑しい。作品の調子を決めています。
それぞれの様式の再現
『リング』のビデオ、『呪怨』の家。両シリーズの見せ方がきちんと踏襲されています。
この映画について:呪いを、別の呪いにぶつけて相殺する。
企画自体が冗談のような作品です。怖がらせることより、二つの呪いをどう衝突させるかに主眼があります。
その割り切りが良い。変に格調を持たせようとせず、企画ものとして楽しませることに徹しています。
一方、ホラーとしての恐怖はほとんどありません。両シリーズの原点にあった怖さを期待すると、確実に肩透かしを食います。
終盤の対決は、想像通りのものが想像通りに起こります。それを不満と取るか、期待通りと取るかで評価が決まります。
この作品の良さ
- 企画としての割り切りの良さ
- 霊媒師という異物の投入
- 両シリーズの様式の踏襲
- 深刻にしすぎない調子
当サイトの評価
呪いを、別の呪いにぶつけて相殺する。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.0 |
| 映像美 | 3.4 |
| 音楽 | 3.3 |
| 演技 | 3.3 |
| 余韻 | 3.1 |
世間ではどう評価されているか
- シリーズ
- リング ×呪怨
- 監督
- 白石晃士
- 公開
- 2016 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
『リング』と『呪怨』の二つのシリーズを共演させた企画作品です。
ホラーとしての恐怖は控えめで、企画ものとして楽しむ作品とされています。
こんな人におすすめ
- 両シリーズを観てきた人
- 企画ものを楽しめる人
- 怖すぎないホラーを探している人
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