貞子vs伽椰子(2016年・邦画)のイメージ
邦画2016年ホラー日本

貞子vs伽椰子

3.2/5当サイトの評価(5点満点)

怖さを求める作品ではありません。企画を楽しむ映画です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
白石晃士
出演
山本美月、玉城ティナ、佐津川愛美、甲斐翔真
製作国
日本
公開
2016年
シリーズ
『リング』と『呪怨』の共演企画
ジャンル
ホラー

あらすじ(ネタバレなし)

大学生の有里は、講義で聞いた「観ると2日で死ぬビデオ」の噂を確かめようとします。中古のデッキから、そのビデオが出てきました。

同じ頃、女子高生の鈴花は、隣家に越してきたことで別の呪いに巻き込まれます。誰も生きて出られない家でした。

二つの呪いに追われた二人の前に、霊媒師が現れます。彼が提案したのは、貞子と伽椰子を対決させて共倒れにするという方法でした。

ここが見どころ

企画の割り切り

二つのシリーズを戦わせるという企画です。真面目にやりすぎず、かといって茶化しすぎない配分が保たれています。

霊媒師の造形

自信満々で登場する霊媒師と少女の組み合わせが可笑しい。作品の調子を決めています。

それぞれの様式の再現

『リング』のビデオ、『呪怨』の家。両シリーズの見せ方がきちんと踏襲されています。

この映画について:呪いを、別の呪いにぶつけて相殺する。

企画自体が冗談のような作品です。怖がらせることより、二つの呪いをどう衝突させるかに主眼があります。

その割り切りが良い。変に格調を持たせようとせず、企画ものとして楽しませることに徹しています。

一方、ホラーとしての恐怖はほとんどありません。両シリーズの原点にあった怖さを期待すると、確実に肩透かしを食います。

終盤の対決は、想像通りのものが想像通りに起こります。それを不満と取るか、期待通りと取るかで評価が決まります。

この作品の良さ

  • 企画としての割り切りの良さ
  • 霊媒師という異物の投入
  • 両シリーズの様式の踏襲
  • 深刻にしすぎない調子

当サイトの評価

3.2/5.0

呪いを、別の呪いにぶつけて相殺する。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.0
映像美3.4
音楽3.3
演技3.3
余韻3.1

世間ではどう評価されているか

シリーズ
リング ×呪怨
監督
白石晃士
公開
2016

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

『リング』と『呪怨』の二つのシリーズを共演させた企画作品です。

ホラーとしての恐怖は控えめで、企画ものとして楽しむ作品とされています。

こんな人におすすめ

  • 両シリーズを観てきた人
  • 企画ものを楽しめる人
  • 怖すぎないホラーを探している人

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