ローズマリーの赤ちゃんROSEMARY'S BABY
ローズマリーの赤ちゃん
4.3/5当サイトの評価(5点満点)
血も怪物も出てきません。それでも相当に怖い作品です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- ロマン・ポランスキー
- 原作
- アイラ・レヴィン
- 出演
- ミア・ファロー、ジョン・カサヴェテス、ルース・ゴードン
- 製作国
- アメリカ
- 上映時間
- 137分
- 公開
- 1969年(日本)
あらすじ(ネタバレなし)
ニューヨーク。売れない俳優のガイと妻ローズマリーは、古い高級アパートに越してきます。かつて不吉な事件があった建物です。
隣に住む老夫婦は、異様なほど親切です。ローズマリーは距離を置きたいのですが、夫は彼らと親しくなっていきます。
やがて彼女は妊娠します。しかし体調は悪化する一方で、周囲の勧める医師も食事も、どこかおかしい。相談できる相手は、次々にいなくなっていきます。
ここが見どころ
主観の限定
カメラはほぼ彼女の視点から離れません。観客も彼女と同じだけしか知らされないという設計です。
ルース・ゴードンの隣人
善意の押し売りとしか見えない老婦人。この役でアカデミー助演女優賞を受賞しました。
何も見せない結末
最後まで、決定的なものは画面に映りません。
この映画について:誰も信じてくれない。それがいちばん怖い。
この映画の恐怖は、超自然ではなく「訴えても信じてもらえない」という状況から来ます。妊娠と身体の主導権という主題は、いま観るとより鋭い。
ポランスキーの演出は、日常の描写を丁寧に積み上げて、少しずつずらしていきます。派手な場面はひとつもありません。
難点は137分の長さと、監督をめぐる問題を切り離せないことです。
この作品の良さ
- 主観を限定した構成
- 何も見せない恐怖
- ルース・ゴードンの演技
当サイトの評価
4.3/5.0
誰も信じてくれない。それがいちばん怖い。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.5 |
| 映像美 | 4.4 |
| 音楽 | 4.4 |
| 演技 | 4.7 |
| 余韻 | 4.6 |
世間ではどう評価されているか
- アカデミー賞
- 助演女優賞 ルース・ゴードン
- IMDb
- 8.0 /10
- 原作
- アイラ・レヴィン 1967年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
第41回アカデミー賞で助演女優賞を受賞しました。
原作は1967年刊行のアイラ・レヴィンの小説です。
こんな人におすすめ
- 血の出ないホラーが好きな人
- 心理的な恐怖を求める人
- 古典ホラーを追いたい人
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