プロミシング・ヤング・ウーマンPROMISING YOUNG WOMAN
プロミシング・ヤング・ウーマン
終盤の展開で、評価が大きく分かれる作品です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- エメラルド・フェネル
- 出演
- キャリー・マリガン、ボー・バーナム、アリソン・ブリー
- 製作国
- アメリカ・イギリス
- 上映時間
- 113分
- 公開
- 2021年7月(日本)
あらすじ(ネタバレなし)
30歳のキャシーは、医大を中退し、実家に住み、カフェで働いています。将来を嘱望されていた彼女がなぜそうなったのか、周囲は知りません。
毎週末、彼女はクラブで泥酔したふりをします。「介抱する」と言って部屋に連れ帰ろうとする男が現れると、彼女は正気に戻ります。
そんな日々の中、医大時代の同級生ライアンと再会します。同時に、彼女が抱えてきた出来事の関係者たちの現在も分かってきます。
ここが見どころ
色彩設計
パステルカラーとポップな音楽。題材の重さと画面の軽さのずれが、そのまま不快感として設計されています。
「いい人」の描き方
登場する男たちは、自分を善良だと思っています。悪意のない加担を描くことが、この映画の狙いです。
終盤の展開
観客の期待を裏切る方向へ進みます。ここが最大の論点です。
この映画について:酔ったふりをして、近づいてくる男を待つ。
復讐劇の爽快感を意図的に与えません。「復讐は成立するのか」という問いに、この映画はかなり苦い答えを出します。
エメラルド・フェネルは本作でアカデミー脚本賞を受賞しました。長編監督デビュー作です。
難点は、終盤の展開への賛否が激しいことと、実在の被害者を軽んじているという批判もあることです。
この作品の良さ
- 色彩と主題のずれの設計
- 悪意のない加担という着眼
- キャリー・マリガンの演技
当サイトの評価
4.1/5.0
酔ったふりをして、近づいてくる男を待つ。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.2 |
| 映像美 | 4.4 |
| 音楽 | 4.3 |
| 演技 | 4.6 |
| 余韻 | 4.3 |
世間ではどう評価されているか
- アカデミー賞
- 脚本賞 2021年
- IMDb
- 7.5 /10
- 監督
- 長編デビュー作 エメラルド・フェネル
第93回アカデミー賞で脚本賞を受賞し、作品賞・監督賞・主演女優賞を含む5部門にノミネートされました。
エメラルド・フェネルの長編監督デビュー作です。
こんな人におすすめ
- 議論を呼んだ作品を観たい人
- 苦い復讐劇が好きな人
- 色彩設計に興味がある人
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