

ハスラーズ
犯罪映画でありながら、扱っているのは労働と連帯の話です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- ローリーン・スカファリア
- 出演
- コンスタンス・ウー、ジェニファー・ロペス、リリ・ラインハート、キキ・パーマー
- 製作国
- アメリカ
- 日本公開
- 2020年
- 題材
- 実際に起きた事件
- ジャンル
- 犯罪/ドラマ
あらすじ(ネタバレなし)
2007年のニューヨーク。ストリップクラブで働き始めたデスティニーは、稼ぎが伸びずに苦労していました。
そんな彼女に技術を教えたのが、店で最も稼ぐラモーナです。二人は姉妹のような関係になり、デスティニーの生活は安定します。
しかしリーマン・ショックで客足が途絶えます。生活に困った彼女たちは、金融業界の客に薬物を盛って、カードから金を引き出す手口を始めました。
ここが見どころ
ジェニファー・ロペスの登場場面
ポールダンスの長回しで初登場します。この数分で人物の格が確定するという、映画的に完璧な導入です。
金融危機の裏側
リーマン・ショックを、証券会社ではなくその客を相手にしていた側から描くという視点が新しい。
連帯とその崩れ方
疑似家族のような関係が、金額が大きくなるにつれて壊れていきます。犯罪映画の定型ですが、丁寧に描かれます。
この映画について:リーマン・ショック後、ストリッパーたちが客から奪い返す。
実際に起きた事件をもとにした作品です。加害者である女性たちを断罪せず、かといって正当化もしないという立ち位置を保っています。
リーマン・ショックを扱った映画は多くありますが、その多くは金融業界の内側を描きます。本作はそこで働く人々を相手にしていた側から見せる。この角度が独特です。
ジェニファー・ロペスの演技は圧倒的で、アカデミー賞助演女優賞の有力候補とされながらノミネートを逃したことが議論になりました。
犯罪の手口そのものは繰り返しで、中盤にやや単調になります。ただ、人物の関係が変わっていく過程で持ちます。
この作品の良さ
- ジェニファー・ロペスの登場場面と演技
- 金融危機を客側から描いた視点
- 加害者を断罪も正当化もしない立ち位置
- 疑似家族が壊れていく過程
当サイトの評価
リーマン・ショック後、ストリッパーたちが客から奪い返す。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.9 |
| 映像美 | 4.1 |
| 音楽 | 4.3 |
| 演技 | 4.3 |
| 余韻 | 3.8 |
世間ではどう評価されているか
- 題材
- 実際 に起きた事件
- 製作国
- アメリカ
- 日本公開
- 2020 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
実際に起きた事件を報じた雑誌記事を原作とする作品です。
ジェニファー・ロペスはアカデミー賞助演女優賞の有力候補とされましたが、ノミネートを逃したことが議論になりました。
こんな人におすすめ
- 実話ベースの犯罪ものが好きな人
- ジェニファー・ロペスの演技を観たい人
- リーマン・ショックを扱った作品に関心がある人
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