パットン大戦車軍団PATTON
洋画1970年戦争1970年代アカデミー賞

パットン大戦車軍団

冒頭の演説の場面だけでも観る価値があります。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
フランクリン・J・シャフナー
脚本
フランシス・フォード・コッポラほか
出演
ジョージ・C・スコット、カール・マルデン
製作国
アメリカ
上映時間
172分
公開
1970年(日本は1970年)

あらすじ(ネタバレなし)

第二次世界大戦。星条旗を背に、パットン将軍が兵士たちに演説します。「アメリカ人は敗北を憎む」。

北アフリカ戦線で戦車部隊を率いた彼は、卓越した指揮能力を示します。同時に、規律に厳しく、部下を平手打ちしたことで問題になります。

シチリア、ノルマンディー、そしてバルジの戦い。彼は勝ち続けますが、その言動は常に上層部を悩ませます。

ここが見どころ

冒頭の演説

巨大な星条旗の前に立つ一人の男。6分間の独白で始まる導入は、映画史でも有名な場面です。

ジョージ・C・スコット

この役でアカデミー主演男優賞に選ばれましたが、受賞を拒否しました。俳優が賞を辞退した稀な例です。

戦車戦の規模

実物の車両を大量に使った撮影。スペインで行われました。

この映画について:英雄でも悪人でもない。ただ戦争が好きな男の話。

この映画は、パットンを英雄として描くことも、批判することも避けています。その距離感ゆえに、公開当時は反戦派からも好戦派からも支持されました。

脚本にはフランシス・フォード・コッポラが参加しており、アカデミー脚本賞を受賞しています。

難点は172分の長さと、戦争の全体像より一人の人物に集中しているため、被害の描写が薄いことです。

この作品の良さ

  • 冒頭の演説
  • ジョージ・C・スコットの演技
  • 評価を定めない距離感

当サイトの評価

4.0/5.0

英雄でも悪人でもない。ただ戦争が好きな男の話。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.1
映像美4.3
音楽4.4
演技4.8
余韻4.0

世間ではどう評価されているか

アカデミー賞
7部門 作品賞・監督賞ほか
IMDb
7.9 /10
逸話
主演男優賞を辞退 ジョージ・C・スコット

第43回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞など7部門を受賞しました。

主演のジョージ・C・スコットは、受賞を辞退しました。俳優が演技部門の受賞を拒否した初の例です。

こんな人におすすめ

  • 戦争大作を観たい人
  • 伝記映画が好きな人
  • 評価を押し付けられたくない人

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