

パディントン2
家族向け作品として、ほぼ完璧に近い一本です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・共同脚本
- ポール・キング
- 原作
- マイケル・ボンドの児童文学
- 出演
- (声)ベン・ウィショー、ヒュー・グラント、サリー・ホーキンス、ブレンダン・グリーソン
- 製作国
- イギリス・フランス
- 日本公開
- 2018年
- 上映時間
- 103分
あらすじ(ネタバレなし)
ロンドンで暮らすクマのパディントンは、ブラウン一家の一員として近所からも愛されています。
ペルーの叔母の誕生日に、彼は古い飛び出す絵本を贈ろうと考えました。働いて代金を貯めますが、その絵本が何者かに盗まれます。
濡れ衣を着せられ、パディントンは刑務所に入れられました。しかし彼はそこでも礼儀正しく振る舞い、荒くれ者たちを少しずつ変えていきます。
ここが見どころ
飛び出す絵本の場面
絵本の中を歩く映像が挿入されます。手作り感のある美術が、作品全体の温度を決めています。
ヒュー・グラントの悪役
落ち目の俳優を演じます。自意識過剰で滑稽な造形が最高で、本人も代表作に挙げています。
善意の扱い
主人公の礼儀正しさが世界を変えていきます。それを皮肉にせず、素直に描き切ったのが本作の強さです。
この映画について:礼儀正しいクマが、刑務所で人を変えていく。
続編で前作を超える例は稀ですが、本作はその数少ない例です。構成も演出も丁寧に作られています。
刑務所という舞台の選択が良い。最も殺伐とした場所で、礼儀と善意が通用するかを試している構造です。
ヒュー・グラントが素晴らしい。これまでの二枚目のイメージを利用しながら、それを笑いに変えています。
子ども向けとして作られていますが、大人が観ても十分に面白い。移民や共同体についての含意もあり、その点を読み取ることもできます。
この作品の良さ
- 飛び出す絵本の映像
- ヒュー・グラントの悪役
- 善意を皮肉にしない姿勢
- 刑務所という舞台の選択
当サイトの評価
礼儀正しいクマが、刑務所で人を変えていく。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.3 |
| 映像美 | 4.3 |
| 音楽 | 4.2 |
| 演技 | 4.4 |
| 余韻 | 4.4 |
世間ではどう評価されているか
- 上映時間
- 103 分
- シリーズ
- 第2 作
- 日本公開
- 2018 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
続編でありながら前作を超えたと評価され、批評家からの評価が極めて高い作品です。
子ども向けとして作られながら、大人の鑑賞にも耐える完成度とされています。
こんな人におすすめ
- 家族で観られる作品を探している人
- 前作を観た人
- 後味の良い映画を求めている人
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